
●最新刊の第六巻が、発売されました
翌日から三連休となる初秋の金曜日。
育心館女学院の一年生、西條詩織(さいじょう しおり)は、下校中に兄、西條隆弥(さいじょう たかや)の同僚を名乗る男に声をかけられた。聞けば、今日から出張の兄が自宅に大事な書類を忘れたので、代わりにそれを取りにきたのだという。
その話を信用できると判断した詩織は、男を家に招き入れるが、すべては綿密に用意された罠だった。
そのまま襲われて、なすすべなく自宅に監禁された詩織は、男の本名を聞いて激しく恐怖する。その男は、過去に兄の妻である西條理彩(さいじょうりさ)をレイプしようとした卑劣漢、山田翔太(やまだしょうた)だったのだ。
これから詩織と理彩の、悪夢の三連休がはじまる――
●西條詩織(さいじょう しおり)
お嬢様学校で知られる育心館女学院の一年生。艶やかな黒髪が特徴的な美少女で、性格はとても控え目でおとなしい。小学生のときに両親を事故で亡くしており、兄が理彩と結婚するまではふたりで暮らしていた。兄に対して禁断の恋心を抱いているが、誰にも明かしてはいない。理彩のことは人間的に尊敬しているものの、兄を奪った相手という思いも拭えずにいる。男性経験はまったくなく、ファーストキスもまだ。
●西條理彩(さいじょう りさ)
夫と同じ会社に勤める二十六歳のOL。目鼻立ちがくっきりとした、かわいいよりも美形と言われるタイプのルックスで、女性としての理想的なプロポーションを有している。その外見にマッチした性格で、物事をはっきり言うタイプ。頭の回転もよく、仕事もできる。翔太の起こした事件がきっかけとなり、隆弥と交際をはじめ、半年前にゴールインした。詩織の本当の想いには気づいていないが、彼女の大切なお兄ちゃんを奪ってしまったという引け目を、多少感じている。
●山田翔太(やまだ しょうた)理彩や隆弥と同じ会社に勤める、三十を過ぎた小太りの男。まさにブサメンの典型で、モテたことは一度もないが、幾人もの援交相手をセックスで狂わせて、タダハメセフレに堕とすほどのテクニシャン。『初絶頂は女を変える』が持論。因縁を持つ理彩と隆弥に対して、復讐する機会をうかがっていたが、ついに行動を起こした。
●西條隆弥(さいじょう たかや)詩織の兄であり、理彩の夫。金曜の朝、イレギュラーな日程の地方出張に出発した。帰ってくるのは、三連休の最後の夜。

輪姦なし、凌辱、調教、処女、女子校生
人妻、ファーストキス、初絶頂、オナニー
ストリップ、処女膜観察
●ページ数
40字×17行換算で137ページ
●販売価格
93円(税込100円)
●第一章 捕らわれた美少女の秘密学校帰りに声をかけてきた男にだまされて、自宅に監禁された詩織。男は、かつて義姉をレイプしようとした山田翔太であることを明かし、復讐しにきたと詩織に告げる。震えがある詩織の前で家捜しをはじめた翔太は、兄への恋心が綴られた秘密の日記を見つける……
●第二章 悪鬼と交わす共犯者の契り知られた禁断の想いを内密にしてもらうため、詩織は断腸の思いで、理彩へ復讐する翔太の仲間になると約束する。共犯者となったからには、ベッドの上で信頼関係を築く必要があると翔太に言われ、セックスはしないという条件で、詩織は泣く泣く受け入れる……
●第三章 はじめてほころぶつぼみの性全裸にされた詩織は、翔太とぴったり抱き合いながら、一体感のあるキスを交わす。いつしかキスにも馴れ、詩織が昂ぶりをみせたところで、翔太は幼さの残る下半身へ手を伸ばしていく……
●第四章 幕を開ける復讐劇仕事を終えて帰宅した理彩は、リビングで地獄絵図を目の当たりにする。翔太が自宅に侵入し、義妹の詩織を人質に取っていたのだ。
なんとか詩織を助けてもらおうと、理彩は自分が犠牲になると翔太に申し出たが……
ついに、全裸を白日のもとに晒し、詩織は小刻みに身体を震わせた。いますぐぎゅっと縮こまって全身を隠したくなるが、どうにかこらえる。しかし、恥ずかしいという気持ちは抑えることができない。
「ふぅ……」
ついに現れた詩織の裸身を見おろし、思わずため息を漏らした翔太。染みひとつない白い肌に、まだ大人になりきっていない、やや細身の身体。可憐という言葉が、これほど似合う少女はいないと思った。
「ああ……きれいだ……詩織ちゃん……」
今後の人生で、これほどの美少女と出会うことはもう二度とないだろう。翔太は、あらためて、詩織を自分の女にするのだと心に誓った。
「ああぁ、恥ずかしい……」
「恥ずかしがることなんか、ひとつもないさ……本当にきれいなんだから……すごいよ、詩織ちゃん……」
心から込みあげてくる言葉をそのまま口にして、翔太は詩織の上に覆い被さっていく。
「あっ、いやっ……」
「大丈夫、抱き締めるだけだから……約束はきちんと守るよ……」
安心させるようにそう言って、翔太はブラジャーをはずしたときのように、詩織の背中に手を回し、きゅっと華奢な身体を抱き締める。
「あー……詩織ちゃん……」
詩織に負担がかからないように、腰から下はずらして、上半身だけぴったりと密着させた。過度な恐怖心を与えないように、反り返ったイチモツも押しつけない。まずは、裸で抱き合う心地よさを味わってもらいたかった。
「んんっ……しょ、翔太さん……」
「詩織ちゃんも、僕に抱きついてごらん?」
「は、はい……」
言われたとおり、詩織も翔太の背中に腕を控え目に回していく。ただ、力はほとんど入れず、そっと手を添える程度だ。
「んー……詩織ちゃんの身体、あったかい……」
「あ……ん……」
翔太の本性を思い出し、興奮から醒めつつあった詩織だが、一度溶けてしまった理性はそう簡単に戻ってこない。抱き締められた瞬間に込みあげた嫌悪感も、相手の体温を感じるうちに、みるみる薄らいでいき、人肌の心地よさに浸りはじめる。
「ん……ふ……」
なにをするわけでもなく、ただ裸で抱き合うだけ。なのに、これがとても気持ちよかった。ふわふわとした気分になり、翔太の背中へ回していた腕に、自然と力が入っていく……
「詩織ちゃんと抱き合ってると、すごく気持ちがいいよ……」
「翔太さん……」
「詩織ちゃんも、気持ちいい……?」
「…………」
頬をピンクに上気させ、詩織は恥ずかしげに頷いた。
「そう、よかった。じゃあ、もっとくっつこうよ」
そう言うと、翔太も腕に力を込めて、さらに詩織を抱き締める。これまで手加減してただけあって、互いの身体が一気にぎゅっと密着した。
「んっ、あぁんっ……」
「じゃあ、このままキスをしよう……」
「ああ……」
これにキスの気持ちよさが加わったらどうなってしまうのか。少し怖いと思う反面、強い期待感が込みあげてきてしまう。
「あ、詩織ちゃんの心臓が、すっごくドキドキしてきたよ?」
「あうっ……」
胸もぴったり密着しているので、鼓動が肌越しに伝わってしまっていた。
「ふふ、キスがとても愉しみなんだね?」
「恥ずかしい……」
「大丈夫、ほら、僕のドキドキも感じない?」
「あ……」
たしかに、右胸に翔太の鼓動が伝わってくる。
「僕も、すごく愉しみなんだよ」
翔太は、元々細い目をさらに細めて、ぶさいくな笑顔を作った。しかし、詩織は嫌な気分にならない。逆に、キュンと胸が震えてしまった。
「ああ、翔太さん……」
「詩織ちゃん……」
互いに名前を呼んだあと、すーっと吸い寄せられるようにふたりは唇を重ねた。
「んふ……んっ、ちゅむっ……むふん……」
甘噛みもそこそこに、さっそく激しいディープキスがはじまる。淫らに舌を絡ませて、互いの唾液を混ぜ合わせる。
「むふっ……ちゅばっ、ちゅくっ……んっ、むぅんっ……れろっ……ちゅばっ……」
服を脱がされるときに一度醒めかけた興奮が、完全に戻ってくる。やはり、翔太と交わすキスはとても気持ちがいい。
(それに……これも……)
ぴったりと肌を密着させながらのキスは、より強い興奮を生んだ。翔太とひとつになっていくような感覚がたまらない。さらなる一体感を求めずにはいられなくなる。
「んふっ……んうんっ、んっ、ふっ……ちゅっ、ちゅくっ……むふんっ、んくっ……」
激しく舌を絡ませながら、詩織はいつの間にか、力いっぱい翔太に抱きついていた。頭の中は真っ白になり、溶けていくような一体感に酔いしれている。
(そろそろ……いいかな……)
詩織の様子をうかがいつつ、翔太はキスを続けながら、片手を白い背中から離してそーっと下半身へずらしていく。
「ちゅむっ、むふっ……んっ、ちゅぢゅっ……んっ……んんんんんんーっ!?」
翔太の指が秘苑に触れた瞬間、夢中でキスを続けていた詩織は、大きく身体をのけ反らせた。その勢いで、互いの唇が離れる。
「んああああぁっ、あっっ、あああんっ、そっ、そこダメえぇっ!!」
「大丈夫っ、大丈夫だから暴れないで!」
反射的に身体をくねらせた詩織を、背中に残した片手でぐいっと抱き留める。
「暴れたりしたら、大事なところを傷つけちゃうかもしれないよ?」
「――っ!!」
はっとして、詩織はようやく動きをとめる。
「それでいいんだよ。全部、僕に任せておけばいいから」
「で、でも……ああ、そこは許して……」
「ここが一番肝心なところじゃないか……」
そう言って、まずは強い刺激を与えないように、花びらの上からゆるゆるとこすっていく。
「んっ、あっ……あうん……やぁん……」
「すっごい大洪水だ。ファーストキスのときなんか問題にならないくらい濡れてるよ」
肉ビラを割りさくと、翔太は粘膜の表面にべっとりと付着する樹液を、ねろねろといじくる。そのたびにくちゅくちゅと淫らな音が弾けて、詩織は羞恥に震えた。
「いっ、いやっ……ああんっ、ダメです……」
「こんなに濡れるほど興奮してるなら、もう少しいじれば、すぐに天国へ昇れるんじゃない?」
「そ、そんな……ああ、怖いっ……」
「怖いって……いつもオナニーしてるんでしょ?」
「あうぅ……で、でも……その……」
「ん? まさか、オナニーでイったことがない?」
「…………」
詩織は、真っ赤な顔をわずかに頷かせた。
隣の部屋の気配を感じ、ガマンできずにオナニーをはじめるものの、絶頂が見えてくると、詩織は結局途中で指をとめてしまう。兄を思い浮かべながら果てたりしたら、本当に人として終わってしまう気がして怖くなってしまうのだ。
「そうかぁ、詩織ちゃんは絶頂を経験したことがないんだねぇ」
翔太は、笑みを隠せない。自分の手で、はじめてのアクメを詩織に教えこむことができるからだ。
(いやぁ、ついてるなぁ……)
初絶頂は、女を変える。それは翔太の持論だ。
事実、現在タダハメさせてくれる援交相手のほとんどは、翔太相手に人生初のセックスアクメをキメて、そのままハマってしまった娘たちだ。最初の交渉時は、金のためには仕方がないという顔をしていた彼女たちが、今では盛ったメス犬のようにすり寄ってくる。
もちろん、詩織が同じように堕ちるとは限らないが、生まれてはじめて味わうアクメは、彼女の心と身体に強烈なインパクトを与えるだろう。
「それじゃ、僕が責任持って、最後まで連れてってあげるよ」
「あっ、でもそんなっ……んっ、あああぁんっ!」
詩織の覚悟が決まらないうちに、翔太は愛撫を再開させる。相手の興奮が引いてしまわぬうちに、速攻でキメるつもりなのだ。
花びらの内側に指を差し入れ、粘液を絡め取りながら、ぬるぬると責めあがっていく。
「あうぅっ……しょ、翔太、さんっ……あっ、そこはっ……ひううぅんっ!」
翔太の指がどこを目指しているのか気づいた直後、詩織はビクンと大きく身体を震わせた。
「ふふふ、やっぱりここが一番感じるみたいだね」
詩織の反応ににんまりと目を細め、翔太はちょんと触れたクリトリスを、包皮の上からコリコリと優しく撫でまわしはじめる。
「んあっ、あうっ……ダっ、ダメぇっ……そこっ……ダメですぅっ……」
「ダメじゃなくて、いいんでしょ?」
「あううぅっ……ゆ、許して、翔太さん……んっ、ああっ、ひうんっ……」
ついに急所を責められはじめて、詩織は切なげなあえぎ声を漏らし、ピクンピクンと太腿を震わせた。
「でも、このくらいはいつもやってるんでしょ?」
「いやぁ……言わないでぇ……んっ、あっ、あんっ、いやぁん……」
「ほらほら、おつゆだって、どんどん染み出してきてる」
遊んでいる指で、肉門の入り口をくにゅくにゅともてあそぶと、分泌されたばかりの熱い樹液が淫らに弾ける。それを秘苑の上部に送って、クリトリスに塗りたくる。
「ああんっ……恥ずかしいっ……んっ、ふぁんっ……あああぁんっ!」
ぬるぬると愛液を塗りつけている最中に、詩織はビクンと身体を強張らせた。
「あれぇ? こういういじり方が好きなのかな……?」
直前の動きを思い出しながら、翔太はもう一度同じようにクリトリスを愛撫してみる。
「んあっ、あっ、ふあっ……ひうぅんっ!」
再び、ピンと背中を突っ張らせて、あられもないあえぎ声を漏らした詩織。どうやら、この指の動きを再現すれば、確実にツボを突くことが出来るようだ。
「やっぱりこれがいいんだね。いいよ、もっとやってあげる」
クリトリスでイカせるときは、確実に感じる愛撫の反復が有効だ。翔太は、同じ動きで、繰り返し急所を責め続ける。
「ひあっ、んっ……ああっ、ダメぇっ……それダメぇ……も、もう許してぇっ……」
真っ赤な顔をイヤイヤさせて、詩織はあえぎながら訴えた。普段のオナニーであれば、その気持ちよさに怖さを感じるくらいのレベルまで、快感が強くなっていた。
「ここでやめたら意味ないでしょ? なんのためにやってると思ってるの?」
「でもっ、でもっ……あっ、ああっ……はぅっ……んっ、ああっ、怖いっ……ああんっ、翔太さん怖いぃっ!」
「大丈夫、詩織ちゃんはひとりじゃない、僕がそばについてるよ……」
耳元でそうささやいたあと、翔太は詩織の唇に吸いついた。もちろん、クリトリスへの愛撫は続けたままだ。

輪姦なし、凌辱、調教、処女、女子校生
人妻、Gスポット開発、中出しアクメ
精液注入、フェラチオ、シックスナイン
●ページ数
40字×17行換算で135ページ
●販売価格
299円(税込323円)
●第五章 開発される新妻の肉体必死に誘惑したかいあって、翔太のターゲットが詩織から自分にかわり、安堵する理彩。だが、それも一瞬、自分と夫の寝室に連れこまれ、屈辱の感度チェックがはじまる……
●第六章 夫の知らない妻の貌Gスポットをあっさり開発されてしまい、理彩はいつでも翔太を受け入れられる状態になった。そして、いよいよというとき、避妊はしないと知らされて、理彩は激しく拒否する。そんな理彩に、詩織がコンドームをはめてくれるなら、避妊してもいいと翔太が言い出して……
●第七章 避妊の代償夫とのセックスでは到達できなかったアクメを、翔太に教えこまれた理彩。避妊してもらえたことが唯一の慰めだったが、翔太はコンドームに溜まった精液を小型浣腸器で吸い取ると、詩織の秘苑に注入し……
●第八章 詩織の贖罪奉仕中出しアクメをキメまくり、理彩は限界を迎えて失神した。拘束した理彩を寝室に残し、翔太は詩織を連れて彼女の部屋に移動した。そこで、なんとか理彩の妊娠確率をさげたいと申しでた詩織が、少しでも翔太の精液を減らそうと、フェラチオをはじめる……
いよいよという気配に、青ざめる理彩。しかし、どうしようもない。自分が逃げれば餌食になるのは詩織だ。
「ふふふふふ……」
不気味に笑いながら理彩の太腿を抱え、ゆっくり左右に割り裂いていく。
「ああああっ、いやっ……」
「いや……なのかい?」
「うっ……」
「どうしても抱いてほしいって言ってきたのは、きみの方なのに……いやならやっぱり詩織ちゃんと……」
「待ってっ、待ってくださいっ……わ、私を抱いてくださいっ、お願いしますっ!」
「だったら、気分を削ぐようなことは言わないでほしいなぁ」
「も、申し訳、ありません……うぅ……」
今にも自分を凌辱しようとする相手に、謝罪する屈辱。あまりに無念で涙がにじんでくる。
「きみさぁ、ホントに僕の女になる気があるの?」
「あり、ます……」
「なら、誓ってよ。西條理彩は、これから山田翔太様の愛人になりますって」
「そ、そんなっ……」
「ほら、誓ってよ」
「ううぅ……」
耐えがたい誓いの言葉だが、言うしかない。理彩に他の選択肢はないのだ。
「さ、西條、理彩は……これから……や、山田……翔太、様の……あ……愛……人に……ううっ……な、なり、ます……ああああぁ……」
こらえきれずに嗚咽を漏らした理彩。切れ長の目尻から、大粒の涙がこぼれる。
「じゃあ、誓いのキスだ……」
理彩の上に覆いかぶさり、翔太は唇を寄せていく。
「ぅっ……」
唇を奪われると理彩が思った瞬間、ギリギリのところで翔太は顔をとめた。
「きみからキスをして、誓うんだよ……」
「ああぁ……」
夫と誓った生涯の愛を、とことん汚すような悪魔の要求に、理彩はまたひとしずく涙をこぼす。
(隆弥さん、本当にごめんなさい……)
もはや、何度目になるかもわからない夫への謝罪をしたあと――
「ん……」
理彩は、自ら唇を重ねた。
ふっと、結婚式のときに夫と交わした誓いのキスが脳裏に浮かぶ。だが、すぐにその光景は、どろどろになって溶けていった。あのときのような幸せを感じる日は、もう二度とこないのかもしれない……
愛人契約のキスが終わると、翔太は理彩の頬に手をやって、そのままさわさわと撫でる。
「ふふふ、これで今からきみは正式に僕の愛人……そうだろ? 理彩」
「…………」
逆らう気力も失い、理彩は素直に頷いた。
「理彩はこれから僕のことを、尊敬の念を込めて翔太様と呼ぶんだ、いいね?」
「は、はい……翔太、様……」
相手の名前を敬称つきで呼ばされて、自分は呼び捨てにされる。たかが言葉のやりとりだけなのに、自分は本当にこの男の愛人にされてしまったという気持ちになった。
「それじゃ理彩、今日は愛人契約記念日だ、とことんハメまくるよ」
翔太は一度身体を起こすと、詩織に視線を向ける。
「詩織ちゃんは、義理のお姉さんが不倫するところを、しっかり見ててね。視線を逸らしたりしちゃいけないよ?」
「っ……」
わかったというように、詩織はコクコクと頷いた。しかし、内心ではさまざまな感情が交錯し、激しいパニックに陥っている。
セックスという性行為を、生まれてはじめてのぞき見る恥ずかしさ。兄の妻が他の男に犯されるという衝撃。その犯罪に、自分が荷担している罪悪感……
本当に、どうにかなってしまいそうだった。
「これで、準備はすべて完了だ……ようやくここまできた……」
視線を理彩に戻し、しみじみと語った翔太。積年の恨みをついに晴らすことができる。
「あの日から、ずっとお預けくらってた理彩のオマ○コ……たっぷり味わわせてもらうからなっ、覚悟しろっ!!」
本性を現すように粗暴な口調でそう言うと、翔太は理彩の太腿を抱え直して、狙いを定める。
「ひっ……」
秘苑の入り口にぴたりとペニスの先端を押し当てられ、恐怖に身体を震わせる理彩。この期に及んで逃げだしたくなるが、もう遅い。ぐいっと翔太が体重をかけてきた。
「んあっ、いやあああああああぁっ!」
Gスポット責めにより、花びらはほころび、粘膜はぐっしょりと濡れていた。理彩の気持ちとは裏腹に、自身の身体は受け入れ体勢が完全にできあがっており、簡単にペニスの侵入を許してしまう。
「入る、入っていく……理彩のオマ○コに、僕のチ○ポが……」
亀頭部分がすっぽりと肉壺に収まった。粘膜がねっとりと絡みついてくる感触がたまらない。翔太は、夢中になって連結を深めていく。
「あううっ、んっ、ああっ、いやああぁっ、これ以上入れないでえぇっ……」
激しく顔を横に振り、ずりさがろうとする理彩だが、翔太はそれを許さない。抱えている太腿をぐいと引き戻し、さらにペニスを奥へねじこむ。
「いやいやうるさいな。いい加減にしないと、詩織ちゃんに代わってもらうよ?」
「あっ、あああぁ……ご、ごめんなさい……」
絶対にかなわない切り札を切られて、理彩は抵抗をやめて謝罪した。
「それじゃ、誰に謝ってるかわからないなぁ?」
「ううっ……ごめんなさい、翔太、様……」
「じゃあ、もっと理彩のオマ○コに、チ○ポを入れていいんだね?」
「は、はい……翔太様……」
こんな男に様を付けで呼ぶ屈辱は、思っていたよりもずっと大きい。胸の奥が灼けただれてしまいそうだ。それに加えて、理彩は別の苦しみも味わいはじめている。
「んっ、くっ……んあっ、いっ、痛いっ……」
ビッグサイズのペニスに、粘膜が悲鳴をあげた。
「あ、痛くなってきた? まあ、西條くんの祖チンしか知らないんじゃ無理もないね。だけど、すぐ馴れるから、少しガマンして」
「あうううぅ……痛いっ……んんっ、くっ……ああっ……」
痛みがどんどん増してくる。その原因を、理彩はなんとなく理解していた。夫のものが届かないところまで、翔太が侵入してきたからだろう。
(い、いったい、どこまで……?)
痛みより、怖さが上回りはじめた。未知なる領域を犯される恐ろしさは半端ではない……
「もう、西條くんが届かないところまで入った感じ?」
「っ……」
「ふふふ、図星みたいだね。それじゃ、一気に最後までいってみようか」
「えっ? あっ、そんなっ……ダメっ――」
恐怖に引きつる理彩の太腿をがっちりと抱え、翔太は間髪入れずにずんと思いきり腰を突き出した。
「ひあああああああぁーっ!?」
悲鳴をあげながら、ベッドの上で大きく身体を震わせた理彩。目の前がスパークして、子宮がずんと揺れる感覚が全身に拡がっていく。
「わかるかい? 僕のチ○ポと理彩の子宮口が、キスをしたんだよ?」
小刻みに腰を動かし、ツンツンとイチモツの切っ先で、子宮口を刺激する。
「ひっ、ぐっ……んっ、はっ……」
理彩は大きく目を見開き、突かれるたびにビクンビクンと全身を痙攣させた。
「処女は西條くんに盗られちゃったけど、子宮口のファーストキスは、僕がもらえたみたいだね」
「うあっ……あっ、んんっ……あああぁ……」
「これで、僕と理彩は、完全に繋がったよ……どう? お義姉さんの不倫現場、ちゃんと見てる?」
翔太が視線を向けると、詩織はショックで呆然としていた。
「…………」
もう、なにも考えられなくなっていた。この異常事態を、詩織の脳が処理しきれなくなってしまったのだ。
(まあいいか……)
無理に詩織と絡む必要はない。今は、ようやく自分のモノになった、理彩と愉しむ時間だ。幾人もの女を堕としてきた自慢の竿で、屈辱のアクメをキメさせてやるとあらためて意気込む。
「じゃあ理彩に、気持ちのいいセックスがどういうものか、きちんと教えてあげるよ」
太腿を抱え直し、ピストンしやすい角度にしてから、翔太は静かに腰を動かしはじめる。
「くっ、んあっ……あっ……あっ、んんっ、んあっ、ひぐっ……」
まずはホップという感じで、ゆっくりとした出し入れに徹する。未知なる部分に受ける刺激は強いらしく、理彩の口から漏れる声は、さきほどからあまり変わらず辛そうだ。それでも、粘り強くやさしいピストンを繰り返していると……
「あっ……んんっ……あんっ……んああんっ……」
あえぎ声のトーンが変化してきた。その表情も、苦しげに歪む回数が減ってきている。
「僕のチ○ポに、だいぶ馴染んできたみたいだね」
「そんな……んっ、あっ……あうっ……んっ……あんっ……」
たしかに、痛みは消えかかっている。その分、ずんと子宮を突きあげられる感覚が、しっかりと感じられるようになってきた。刺激が奥底にジーンと染み渡り、身体が熱くなってくる……
「準備運動はもういいね。そろそろ本格的に気持ちよくさせてあげるよ」
翔太は、ピストンのストロークを大きくしていきながら、腰の角度も調整していく。
「んあっ、ひっ……あうっ、んんっ、ああぁっ……」
粘膜はすっかり馴染んでしまったのか、ズンズンと強く貫かれても、痛みを感じなくなってしまった。着実に順応している自分の身体が怖い。
そんな理彩の様子をうかがいながら、翔太はGスポットを捉えるべく、ペニスの角度をじわじわと変えていく。さきほどの愛撫で急所の位置は把握しているので、そう難しい作業にはならないはずだ。
「あっ、んっ……あうっ……んんっ、んっ……あっ……ひああああぁっ!?」
ある瞬間、理彩が大きく身体を弾ませて、あられもない声をあげた。
「ふふふ、ここだね?」
翔太は確信を持って、同じ箇所がこすれるようにピストンを繰り出す。
「そーら、そーら」
「やっ、んあっ、ああっ……ひあっ、なにっ……んんっ、あぁん、ダメぇっ……」
ずんと奥まで貫かれるたびに、秘奥から脳天へ向けて、強烈な電流が走り抜ける。こんな感覚は、夫とのセックスで一度も味わったことがない。
「どう? Gスポットがビリビリするでしょ?」
カリ首が異様に発達している翔太のペニスは、Gスポットを責めるのにとても向いている。その部分でごりごりと急所を擦られると、女はひとたまりもない。それは理沙とて、例外ではなかった。
「んっ、あっ……やっ……いやっ……ああっ、こんなっ……ああぁんっ、こんなのダメぇっ……」
「もう、完全に感じてるよね? オマ○コ気持ちいいんでしょ?」
「ああっ……んんっ、あふっ……んああぁんっ……」
そんなこと聞かないでという感じで、理彩は視線をさまよわせた。
しかし、翔太の指摘どおり、全身を駆け巡る切ない電流が、少し前に覚えさせられたあの快感であることに、理彩は気づいていた。
「ちゃんと答えるんだっ、理彩っ!」
口調を一変させて、翔太は両手を伸ばし、縛られてひしゃげている双乳を、ぎゅっと力いっぱい揉みにじる。
「んああああああああぁーっ!!」
「どうだっ? オマ○コは気持ちいいのかっ?」
「あうううっ……き、気持ちいいですっ……ああああぁんっ、気持ちいいっ!」
たまらず理彩が答えると、翔太はピストンを続けながら、手の力を緩めて、むにゅむにゅと乳房を甘く揉みはじめる。
「気持ちがいいときやイクときは、正直に言う。それが愛人の礼儀作法だよ。わかったね?」
「あぁん……わ、わかりました……翔太様……んっ、あんっ……」
「じゃあ、理彩。遠慮なくあえいでごらん?」
「んはっ、はっ、うっ……はぁん……きっ、気持ちいいっ……ああっ、ああんっ……気持ちいいいっ……」

輪姦なし、凌辱、調教、処女、女子校生、人妻
Gスポット開発、お漏らし、フェラチオ、アナル舐め
夫に電話しながらSEX、アナル開発、座薬浣腸
●ページ数
40字×17行換算で132ページ
●販売価格
299円(税込323円)
●第九章 互いのアナルを責め合う夜シックスナインで一方的にイカされて、泣きを入れた詩織。それを受け入れてクリトリスへの責めをやめた翔太だが、かわり菊門を責めはじめた。詩織のアナルは驚くほど柔軟で、感度も抜群によかった……
●第十章 新しい朝、新しい感覚ひと晩経って目覚めた翔太と詩織は、朝から淫らにいちゃつきはじめる。最初は怖がりながら応じていた詩織も、翔太の巧みな手管に乗せられて、気分を出していく。やがて翔太は詩織の秘部に指を埋めこみ、Gスポットの開発をはじめる……
●第十一章 択卵の誓いと義姉妹の葛藤詩織を連れて、理彩がいる寝室へ戻った翔太。アナルセックスをするために詩織のアナルを調教していると告げると、理彩は代わりに自分の菊門を差し出した。しかし、理彩のアナルは硬くてすぐには使えない。それでも詩織を守りたいと訴える理彩に、翔太は択卵の誓いを求める……
●第十二章 アナル処女を奪う罠兄のために択卵を阻止した詩織。その代償はアナル処女だったが、意外にも翔太は本当にいやならアナルセックスはしないと詩織に告げる。翔太の言葉に誠意を感じ、好感を覚える詩織だが、それはさらなる恥辱を呼び込む罠だった……
そう言うと、翔太が紡いだ唾液でぐっしょり濡れている菊蕾に、右手の人差し指をつぷっと突き入れた。
「ひぐっ!?」
舌とは違い、完全に突き破られたという鋭い感覚が括約筋に走った。
「いっ、いやあぁっ、いやああああぁっ!!」
これ以上の侵入を防ごうと、詩織は反射的に菊門を締めつける。しかし、翔太の指はとまらない。丹念にまぶされた唾液が、潤滑油の役割を果たしているからだ。
「んああっ、いやっ……んっ、あううっ、やめてっ、入れないでぇっ!」
「でも、詩織ちゃんのアナルが、もっともっと咥えたいって感じで動いてるよ?」
詩織の哀訴を聞き流し、翔太は侵攻を続ける。節ばった指を、ずぼっ、ずぼっと着実に奥へ突き入れていく。
「んっ、ひあっ……あうっ……んっ、はうんっ……」
「ほーら、これで僕の指が、全部詩織ちゃんのお尻に入った」
翔太の人差し指を根元まですっぽりと咥えこまされ、詩織は汚辱と恥辱でブルブルと震えた。
「ああぁん……い、いやぁっ……こんなのいやですっ……ああっ、抜いてぇっ!」
「いいよ」
「あっ、えっ?」
あっさり応じた翔太に、思わず驚きの声を漏らした詩織。その直後――
「ひああああああぁんっ!?」
翔太は、直腸に埋め込んだ指をずぼっと勢いよく引き抜いた。
「あっ……かっ……は……」
強烈な電流が脳天を突き抜け、詩織は大きく目を見開いて、ビクビクっと背筋を痙攣させた。すっきりと排泄できたときのような快感が、アナルから全身に拡がっていく。
そして、栓の抜けた括約筋がすっとすぼまると同時に、ぷぴいぃ、という滑稽な音が室内に響いた。
「――っ……」
ビクンと大きく全身が弾んだあと、詩織の身体はプルプルと小刻みに震え出す。
「……ねえ、詩織ちゃん。今のぷぴーって音、なにかな?」
「…………」
とても答えられず、詩織は恥辱にまみれながら、ただただ震えていた。すると、翔太はさらに具体的な問いをぶつける。
「詩織ちゃんさ……おなら、したよね?」
「っ……」
詩織は、いやいやをして否定した。うそをつけば罰せられる可能性があるとわかっていても、こればかりは頷くことができない。人前で粗相するだけでも死ぬほど恥ずかしいのに、翔太の顔に向けておならをしたなんて、とても認められない……
「そうかぁ、じゃあ、僕の勘違いだったかなぁ……でもさぁ、この臭いはなんだろうねぇ」
詩織の恥じらう姿を愉しみながらとぼけたようにそう言うと、翔太はすんすんと鼻を鳴らして匂いを嗅ぎはじめた。
「いっ、いやぁっ、嗅いじゃダメぇっ、翔太さんやめてぇっ!」
「どうして?」
「だ、だってぇ……ああっ……もう……もう、許して……」
「……だったら、おならをしたって認めるかい?」
「…………」
詩織は、観念したように、朱に染まった顔を小さく頷かせた。
「そっかぁ、さっきのぷぴーってのは、やっぱり詩織ちゃんのおならだったんだぁ」
「ううぅ……恥ずかしい……」
「だけど、詩織ちゃんみたいなかわいい娘でも、おならってのはやっぱり臭いんだねぇ」
「いやぁっ、言わないでっ……ああ……もういじめないで……ううぅ……」
翔太の言葉責めに耐えかねて、詩織は涙声で哀願した。臭いまで言及されると、本当に死にたくなる。今日一日、何度となく消えてなくなりたいと思ったが、今ほど強く願ったことはない。
「いいよ、おならの件はこれでおしまい。アナルの感度チェックに戻ろう」
「えっ……んっ、ひあっ!」
驚くまもなく、翔太の指が再び括約筋を突き破り、直腸に侵入してくる。
「あううっ、ダ、ダメっ、いやっ……」
「でも、今すぐ指を抜いたら、きっとまたおならが出ちゃうよ。ぶぶぶーって、くっさいのが」
「っ……」
「それでもいいなら、いったん抜くけど?」
「…………」
アナルを指で犯される汚辱感は耐えがたいが、あの恥辱も二度と味わいたくない。詩織は答えに困り、沈黙した。
「返事がないから続けるよ、詩織ちゃん」
時間切れという感じで、アナルへの侵攻を再開させる。
「んあっ……あっ、あうぅん……い、いやぁ……」
「いやとかダメとか、判断に困るから、抜いてほしいときはきちんとそう言ってね」
「あううぅ……んっ、ふあっ……ああぁん……」
明確なルールを提示されたが、放屁というリスクに怯える詩織は葛藤から抜け出せず、翔太にお願いすることができない。結果、アナルへの責めを甘受することになる。
「ほーら、また奥まで入ったよ」
「そ、そんな……んああぁん……」
再び詩織は、翔太の人差し指を丸ごと一本直腸に咥えこまされた。それでも、おならのことが念頭にあり、抜いてほしいという言葉を出せずにいる。ただ、そうやって迷うことができるのは、肉体的に余裕がある証拠でもあった。
(詩織ちゃん、けっこういけそうだなぁ……)
人によっては指一本でも痛がるが、詩織はそんな素振りをまったく見せない。触感的にもかなりの柔軟性を感じるので、期待が広がる。もしかしたら、この三日間のうちに、アナルで繋がることができるかもしれない……
「さあ、感度チェックのはじまりだ」
そう言うと、翔太はゆっくりと人差し指を引き抜きはじめる。
「やああぁんっ、ダ、ダメっ、抜いちゃダメぇっ!!」
悪夢のような恥辱の再来に怯え、詩織はたまらず叫んだ。
「なーんだ、やっぱり抜いてほしくなかったんだね?」
「あっ、うぅっ……」
「いいよ、たーっぷりアナルをほじくってあげるから」
「そ、そういうわけじゃっ……んひっ、ひああぁっ」
あわてていいわけしかけたが、ぬぽぬぽと本格的な指のピストンがはじまり、詩織の言葉は途切れてしまう。
「んはっ……あうぅっ……ひうっ、はあぁんっ!」
太い指を最奥まで突き入れたあと、第一関節付近まで引き抜く。そのたびに、セピアのかわいいおちょぼ口が、すぼまったりめくれたりする。
「どう? 抜かれるときって、うんちをしてるみたいで気持ちいいでしょ?」
「あうっ、んっ……あんっ、そんな……んっ、あはぁ……」
戸惑うようなセリフを口にした詩織だが、翔太の言うとおり、出す方向の刺激にはわかりやすい快美感があった。ぬるーっと指が抜けていく瞬間、ゾクゾクと背筋が震えてしまう。
「どうしたの? 感度チェックなんだから、感じてるかどうかちゃんと答えてくれないと」
「ううぅ……あぁ……翔太さん……んっ、あぁん……んっ、はうぅん……」
詩織はごまかすようなあえぎ声を漏らすだけで、快楽の言葉を口にしなかった。いや、できなかった。この、疑似アナルセックスともいえる行為で、感じていると認めてしまったら、自分はホンモノの変態に堕ちてしまうような気がしたからだ。
「舐められるのは気持ちよかったんだよね? だったら、こうして穴の中をほじくられるのだって、感じるんじゃないの?」
「んああぁ……で、でもっ、それは、んっ、ふあっ……あはあぁん……」
たしかに、表面を舐められたときは快楽を認めた。しかし、頷くだけでいいところまでハードルがさがっていたし、今の責めとは根本的に行為が違う。あれで感じたからといって、これも気持ちいいということにはならないはず……
(で、でも……)
「あっ、んっ、ああんっ……んっ、はぅっ……んんっ、んふううぅん……」
ぬぽぬぽと、翔太の指がアナルの中を行き来するたびに、身体が熱くなっていく。特に、引き抜かれるときは、ビリビリとした電流が、直腸から背中を伝って、全身を駆け巡る。その妖しい感覚は、まさに快感以外のなにものでもなかった。
「詩織ちゃん。気持ちいいの? 気持ち悪いの? どっち?」
「ううんっ……んっ、あんっ……んんっ……ああぁん……んっ、はああぁん……」
込みあげてくる快楽に、思考がかすんでくる。それを認めたら堕ちてしまうという恐怖心が薄らいでいき、もっと気持ちよくなりたいという牝の本能が顔を覗かせはじめる。
「あっ、んっ……ああんっ、しょ、翔太さんっ……んっ、あっ、あはああぁ……」
「ほら、正直に言ってごらん」
翔太から執拗に答えを迫られ、ついに詩織は拒みきれなくなる。
「あっ、んっ……んああっ……ぃ……んはっ……きっ……気持ち……いいです……んああっ……いやあぁんっ……」
とうとう、自分は排泄器官で感じてしまう変態に堕ちてしまった。そんな諦念が胸に拡がると、変質的な快楽を抑えこもうとしていた理性が一気に決壊する。
「んああっ、ああんっ、いいっ……ああぁんっ、感じるっ……んっ、ああぁん……翔太さん気持ちいいっ!」
「ふふふ、やっと素直になったね、詩織ちゃん」
詩織の反応ににんまりとしながら、翔太はアナルに入れる指を一本増やすことにした。ただ、へたに予告すると、身構えられてしまいそうなので、だまったまま決行する。
人差し指をぎりぎりまで引き抜くと、翔太は悟られないように中指をぴったり添えて……
「んっ……ん、ふあっ……ひっ、ひあああああああぁっ!?」
アナルをこじ開ける圧力が倍増した瞬間、詩織はくっとのけ反ってあられもない叫び声をあげた。しかし、括約筋はさほど抵抗することもなく、二本の指を飲みこんでいく。
「あっ、ああああああっ……んはあぁんっ……」
第一関節が通過すると、詩織はびくんと身体を震わせた。そのあたりで、自分の汚穢な穴を犯す指の数が増えたのだと把握する。
「んっ、ああぅんっ……しょ、翔太さん……二本、なんてぇ……んあっ、はううぅん」
「詩織ちゃんのお尻が物足りないってヒクヒクしてたから、増やしてあげたんだよ」
「そん、なっ……はっ……んっ、あふうぁ……ふ、太いぃっ……」
一本のときとは比べものにならないくらいの圧迫感に、大きく目を見開く詩織。しかし、太さには言及したものの、痛みを訴えたりはしない。
(これ、ホントに即ハメできるレベルかも……)
柔軟性に富む詩織のアナルに対する期待感が増していく。ただ、翔太としては必要以上に急ぐつもりはなかった。前はもちろんのこと、後ろの処女も、できるだけ理彩に心理的なダメージを与える形で奪いたいと思っている。
「すごいね、詩織ちゃんのお尻。指の数が増えても、簡単に根元まで咥えこんじゃってる」
「ああんっ、そんな……んっ、あんっ、いやぁん……」
「いやなら、二本ともずぼっと抜いちゃう?」
「あっ、ダ、ダメっ……抜かないでっ!」
詩織は反射的に顔を横に振った。こんなに拡げられた状態で一気に抜かれたら、絶対に粗相をしてしまう……
「じゃあ、感度チェックの続きをしていい?」
「っ……は……はい……」
ためらいつつも、今度は小さく頷いた詩織。今更拒否したところで、むなしいだけだ。すでに自分は、汚穢な排泄器官を責められて、感じてしまうような変態女に堕ちてしまったのだ。
諦念がさらに進んで、詩織は捨て鉢めいた気分になっていた。
「うん、それでいいんだよ。素直な詩織ちゃんはホントにかわいいなぁ」
詩織の従順な態度に満足しながら、翔太は根元まで突き入れている二本の指を、アナルからゆっくり引き抜きはじめる。
「ぉふああぁっ!?」
指が一本だったときとは違い、そのままするすると抜けていかない。最奥まですぼまっていた排泄孔がめくれる感覚に、詩織は思わず奇妙なあえぎ声を漏らした。
「んあっ、あああぁ……っ……んっ、はあぁんっ!!」
指に引っ張られる形で奥から出てきた括約筋が、ベロンと反転して赤黒い肉の輪が飛び出した。
「詩織ちゃんのアナルがめくれて、フジツボみたいになったよ」
「そんなっ、い、いゃっ、んあっ、ひっ……んはっ……」
たしかに肛門がめくれて外側に出ているという感覚があった。排泄時に思いきり息むと、こんな感じになる。
「きゅっとすぼまってたときは、いかにも詩織ちゃんっぽいかわいいアナルだったけど、こうなるとやっぱりいやらしいねぇ」
「いっ、いやぁっ……翔太さん見ないでぇ……」
直接は見えないが、いやらしいなどと評されると、とても恥ずかしいものを晒しているという気分になる。ただ、恥辱に浸りきっている余裕は詩織になかった。その間も、翔太が二本の指をずるずると引き抜き、直腸と括約筋を刺激してくるからだ。
「んあっ、あああぅ……んっ、ああああぁ……」
「太ーいうんちをしてるみたいで、すごく気持ちいいでしょ?」
「ああうっ……んっ、はうっ……んんっ、はあああああああんっ……」
翔太の言うとおりだった。指が一本のときよりも、明らかに排泄しているような感覚に近い。そして、あの爽快感を含んだ妖しい快感も、ぐっと増した。
「ほら、さっきみたいに、気持ちいいって言ってごらん?」
もはや、拒んでみせても白々しいだけだ。詩織は抗うことなく翔太の要求を飲む。
「んっ、あっ、ううんっ……き、気持ちいいっ、んはあああああぁ……」
「だよね、気持ちいいよね。じゃ、どんどんいこう」
詩織の反応に目を細めると、翔太は二本の指を繰り出して、ぬぽぬぽとピストン運動をはじめる。
「ああぁっ……んっ、あふんっ……いいっ……ああんっ、気持ちいいっ……」
最奥まで引っこんだ括約筋が、ずるんとめくれて引っ張り出される。この瞬間に込みあげてくる快感は、やみつきになりそうなほど気持ちがいい。快楽の言葉も自然とあふれてしまう……

輪姦なし、凌辱、調教、処女、女子校生、人妻
脱糞、排泄管理、アナル破瓜、アナルセックス
ソーププレイ、即アナル舐め、パイズリ
●ページ数
40字×17行換算で133ページ
●販売価格
299円(税込323円)
●第十三章 赦しのために売られる尊厳ついに翔太の前で脱糞してしまう詩織。座薬浣腸の仕業だと知らない詩織は、いいわけもできず死にも勝る恥辱に沈む。翔太は追い打ちをかけるように今撮った脱糞シーンを詩織に鑑賞させて、自分に排泄管理を任せるように迫った。そうすれば、お漏らししても、排泄管理をしている人間のせいにできるとささやきながら……
●第十四章 先に散った菊の花びらいよいよ、詩織のアナル破瓜が迫る。
二度も約束は反故にできないと、詩織もすっかり諦めており、抵抗はしない。それでも、いよいよという状況で、激烈な恐怖が詩織の胸に込みあげてくる。その様子を見て、詩織の口から哀訴が出る前に、翔太は一気に菊門を貫く……
●第十五章 開店、人妻ソープ夫婦の寝室にひとり隔離され、ソープもののAVを見せられていた理彩。その間、ひたすら義妹の無事を願っていた理彩だが、アナルセックスをしながら部屋へ戻ってきたふたりに、奈落へ突き落とされる。その後、強烈なアクメとともに失神した詩織を守るため、理彩が翔太に訴える。ソーププレイの予習は完璧だから、ぜひとも試してほしいと……
●第十六章 即席泡姫の奉仕と肉欲映像で覚えたソーププレイで、なんとか翔太をもてなす理彩。泡踊りをどうにかこなし、続いては湯船で潜望鏡プレイをはじめる。ただ、翔太の巨根に理彩のフェラテクはまったく歯が立たない。あせった理彩は、映像で見たプレイを思い出し、自分の大きな乳房で翔太のペニスを挟みこむ……
華奢な肩を抱くと、翔太は詩織を仰向けの格好で、やさしくベッドに横たわらせる。後背位の方が入れやすく、融通も利くのだが、それだと抱き合えないので正常位に近い体勢を取らざるを得ない。
翔太は、少しでもやりやすくするため、詩織の腰を浮かせると、その下に枕を敷いた。そして、ゆっくり太腿を割り裂いていく。
「ああ……」
「ふふふ、詩織ちゃんのかわいいアナルが丸見えになったよ」
「あうんっ、恥ずかしい……」
露呈したすぼまりが、ひくっと収縮した。
「それじゃ、まずはたっぷり濡らしてあげるね」
「えっ? あっ、ひゃううっ!?」
突然、アナルにキスされて、詩織はあられもない声をあげた。
翔太はそのまま菊門をちゅーっと吸いあげる。
「んああっ、ダっ、ダメえぇっ……翔太さん、そこ汚いいっ……」
「汚くないよ、昨日もそう言ったでしょ?」
そう言うと、翔太は再び詩織のアナルに吸いつき、舌を出してれろれろと舐めはじめる。
「ひあっ、あうんっ……で、でも……ああ、私さっき……んああっ、翔太さんダメぇっ……お腹壊しちゃいますう……」
一昨日お風呂に入ったあと、一度も大きい方をしていなかったので、昨日のアナル舐めはまだギリギリ許せた。しかし、今日はついさっき漏らしたばかりなのだ。翔太に拭いてもらったとはいえ、まだ汚れている可能性が高い。
「そのくらいでお腹を壊すんなら、僕のアナルを舐めた詩織ちゃんは、いまごろ大変なことになってるよ」
「あううっ……で、でも……ひあっ、んっ、あっ、ああああぁん……」
次第に、詩織の口からあふれる声の大半は、切なげなあえぎになっていく。
「こうやって、たっぷり濡らしておけば、僕のチ○ポが入りやすくなるからね……」
十分に表面を舐めたあと、翔太は舌を突き出して、ぬぷっと括約筋へこじ入れた。
「ひうううんっ!」
甲高いあえぎ声を漏らし、詩織はびくびくっと白い太腿を痙攣させた。直腸内部を責められはじめると、身体をくねらして、嬌声のボリュームをさらにあげていく。
「んあっ、あぁんっ……んっ、やぁんっ、あっ、ひゃんっ……」
翔太の舌がぬるぬると出入りする感触がたまらない。この男に開発されたアナルの性感が燃えさかりはじめる。もう、脱糞直後のアナルを舐められる汚辱感は、ほとんど残っていない。
「んっ、あんっ……あぁんっ、いいっ……んふんっ、いいっ……」
快楽を訴える言葉が詩織の口から漏れはじめたところで、翔太はくるりと向きを百八十度変えて、シックスナインの体勢を取った。
「あっ、あぁん……しょ、翔太、さん……?」
「詩織ちゃんも、口を使って僕のチ○ポを濡らしてくれるかな?」
「あぁん……はい……んっ、はむぅ……んん……」
アナル舐めを受けて理性がとろけている詩織は、さほどためらうこともなく、目の前にぶらさがっている、翔太の巨大なシンボルを口に含んでいく。
「んっ……ちゅっ……ちゅくっ……むふっ……んふん……」
さっそくカウパーの生臭い味が口内に拡がった。しかし詩織は動じない。昨日さんざん味わったため、すっかり馴れてしまっていた。そしてそのまま、少しずつ剛直を奥へ飲みこんでいく。
(ああ……ホントに大きい……)
口腔で、人並みはずれたそのサイズをあらためて感じ、詩織は再び怖くなってきた。だが、今更やめたいなんて言えるはずがない。言えば、翔太に呆れられてしまう。うそつきだと軽蔑される。今はそれも怖かった。
「むふん……ちゅっ、ちゅばっ……んうんっ……ちゅくっ……」
結局、自分にできることは、結合時の痛みを減らすため、この大きなものを少しでも多く濡らすことだけだ。詩織は、一途にペニスを舐めしゃぶり続けた。
それからしばらく合い舐めが続いたあと、翔太が詩織のアナルから口を離した。
「……うん、もう十分だね」
腰を浮かせて詩織の口からペニスを引き抜くと、翔太は体勢を元に戻して、相手の股の間に入る。それからもう一度、少女の太腿を大きく割り裂いていく。
「あああああぁ……」
いよいよ、アナルセックスがはじまるのだ。その気配に、身体がガクガクと勝手に震えてくる。すっかり諦めたつもりだったが、土壇場で最大級の恐怖が襲ってきた。詩織は、すがるような目で翔太を見つめる。
「…………」
しかし、翔太は無言のまま結合体勢を整えていく。へたに言葉をかけると、詩織が恐怖を訴えてきそうだからだ。それどころか、やめてほしいと言われるかもしれない。そういう展開になってもやめるつもりは毛頭ないが、和姦という体裁に傷がついてしまう。このアナルセックスは、完全に合意の元で行われたことにしたいのだ。
だから、結合にも時間をかけたりはしない。一気に貫くつもりだ。しっかりと拡張工事が施された詩織のアナルなら、その負荷にも十分耐えられるはずだ。
(さあ、一気にいくよっ!)
「ひうっ!!」
つんと、ペニスの先が菊門に触れて、詩織はガクンと大きく身体を震わせた。しかし、翔太は狙いをはずすことなく、そのまま思いきり体重を乗せていく。
「ひああああああああああああああああああああああああああああああああぁっ!!」
今日一番とも思える詩織の悲鳴が響く中、反り返ったイチモツがずぶりと括約筋を突き破る。早くもその砲身の大半が、直腸の中に埋まった。見たところ、アナルが痛んでいる様子は見受けられない。互いの唾液がしっかりとラブローションの役目を果たしたようだ。
これで、詩織のアナル処女を奪ったことになるが、感慨に浸っている暇はない。完全なる和姦に持ちこめるかどうかは、初動で決まる。スピード勝負だ。
「くっ……かっ、はっ……」
強烈な衝撃を受けて、詩織は大きく目を見開いたまま、口をパクパクさせている。まともな言葉が発せない。
成熟しきっていないほっそりとした太腿を両手で固定すると、翔太は竿の中腹を使って、さっそくピストン運動をはじめた。否定的な言葉を漏らす前に、詩織を快楽漬けにしてしまうつもりなのだ。
「ひっ、んっ、あっ、ふあっ……あっ、ああんっ!」
ピストンに合わせて、細切れのあえぎを漏らす詩織。だが、痛いわけではない。薄らいでいく挿入時のショックと入れ代わるように、排泄するときに発生する、あの原始的な快美感が込みあげてきたのだ。そして、少女の排泄孔は、それを性的快感として受けとめられるようにすっかり改造されていた。
「あっ、んあっ、んふっ……ふあぁっ……んああああんっ……」
詩織の口からあふれる嬌声は、完全に快楽まじりの音色に変わっていた。否定的なニュアンスはほとんどない。それを確認すると、翔太はピストンを続けながら、ゆっくり連結を深めていく。
「んっ、ああんっ、あっ、ふうんっ……あっ、ひうんっ……」
ペニスの太い根元部分が侵入していくにつれて、括約筋が一段と拡がっていく。それでも、詩織は痛みを訴えることなく、甘いよがり声をふりまくだけだ。
(かなり荒っぽかったけど、さすがは詩織ちゃんのアナルだ……)
たぐいまれなる柔軟性を持ち合わせていることはわかっていたが、まさか痛いのひと言も発しないとは思わなかった。しかも、括約筋はすばらしい締めつけを示している。予想を超えるアナルの名器ぶりに感動しながら、翔太は最後にひと突きして、長大なイチモツを根元まで入れきった。
そこでピストンをとめると、詩織に負担がかからないように気をつけながら、華奢な肢体にそっと覆いかぶさり……
「繋がったよ、詩織ちゃん……」
少女の耳元で、翔太は静かにささやいた。
「あっ……っ……」
びくっと身体を震わせたあと、ようやく詩織はアナルの処女を翔太に摘まれたのだと気づいた。ホンモノのセックスではないが、純潔を失ったことには変わりない。激しい喪失感を覚え、きゅうっと眉をたわめた瞬間――
「あむっ……んっ、ふむぅ……」
ネガティブな言葉が出る前に、翔太はキスをして詩織の唇をふさいだ。そのまま、ぬるりと甘美な口へ舌を差し入れる。
「んっ、ちゅっ……ちゅくっ、むふんっ……」
条件反射的に、詩織が舌を絡めてきた。そのままディープキスを交わしながら、翔太はゆっくりとピストンを再開させる。
「むふっ……んっ、んふっ……ちゅっ、ちゅむんっ……むふんっ、んふぅん……」
あの排泄感に似た快感が、アナルから背筋へビリビリと走り抜ける。ねろねろと舌を絡ませ合う淫らなキスが、甘い興奮を誘う。詩織の脳髄はしびれ、渦巻いていた複雑な感情が霧散していく。
「んふんっ、ちゅくっ……んんっ、むふっ、んうんっ、むふふぅん……」
アナル処女を失った哀しみもどこかにいってしまい、詩織は夢中になって舌を絡め、ピストンを積極的に受けとめていた。考えるのがおっくうになり、この快感をひたすら味わい続けたいという気分になる。
(もうできあがったかな……)
詩織の雰囲気を見て、翔太は唇をほどく。
「ふあぁんっ……んああぁんっ……」
もっとキスを続けたかった詩織は、未練がましく唇を開き、ちろちろと舌をくねらせた。それがどれほど淫らな仕草か、もうわかっていない。
そんな詩織とアナルで繋がったまま、翔太はキスの代わりという感じで、華奢な身体をぎゅっと抱き締める。
「ああぁん……」
キスはほしいが、これはこれでとても気持ちがいい。詩織は、反射的に自分も翔太の背中に両腕を回す。
「あはあぁ……翔太さぁんっ……」
抱き返してきた詩織の耳元で、翔太はしみじみつぶやく。
「詩織ちゃん、ありがとう……僕みたいな男に、アナルの処女をくれて……」
「あ、ぅっ……」
自分が今している行為はアナルセックスだということを、詩織はあらためて思い出す。だが、さっきのような喪失感も哀しみもない。逆に、翔太からもらった感謝の言葉にじんときてしまうくらいだ。
「でも、ホントに僕でよかったの? 実はいやだったんじゃない?」
ネガティブな言葉が返ってこないのをわかってて、翔太はわざと訊ねた。
「そ、そんな……全然……翔太さんで、よかったです……」
「そっか……よかった……本当に、本当にありがとう……僕、死ぬほどうれしいよ……」
想定どおりの答えをもらったあと、翔太はほっとしたようにそう言って、詩織をさらにぎゅっと強く抱き締めた。ただ、心の中ではほくそ笑んでいた。
(これで和姦成立だね、詩織ちゃん)
「あああぁ……翔太さんっ……翔太さぁんっ!」
悪鬼のたくらみがわかっていない詩織は、どっと感情を爆発させて、翔太を全力で抱き返す。
(こんなに喜んでくれるなんて……うれしい……)
淫らにとろけきって狂った脳みそが、詩織にそんなことを思わせた。平常心を取り戻したとき、彼女はこのときの感情をどう考えるのだろうか……

輪姦なし、凌辱、調教、処女、女子校生、人妻
浣腸、排泄管理、ソーププレイ
アナルセックス、択卵宣言
●ページ数
40字×17行換算で129ページ
●販売価格
299円(税込323円)
●第十七章 悪魔の誓いを立てる新妻ソーププレイは本番に移ったが、理彩はガマンできずにひとりで先にイってしまう。詩織を守るためだけならイク必要はないと翔太に責められると、理彩は自分が快楽を得るためにそれをいいわけに使っていたと認めた。さらにアクメの寸止めで追い詰められた理彩は、西條兄妹を裏切るセリフを心ならずも口にしはじめる……
●第十八章 発芽する黒い恋の種詩織が目覚めると、翔太が添い寝するようにいびきをかいていた。拘束は受けておらず、逃げられる状況だったが、詩織は迷いつつも留まることを選択した。目覚めた翔太はそれを大げさに喜び、詩織は完全に自分の仲間になったと認めて、彼女を縛る例の日記を写した画像を消去してみせる。それを目の前で見せられた詩織は信用してもらえたことに感激し、同時に胸をときめかせる……
●第十九章 排泄管理とアナルセックス濃厚なペッティングのあとに、アナルセックスを自ら希望した詩織。しかし、昨日のように漏らされては困るので、先に浣腸した方がいいと翔太に勧められる。人前で脱糞する恥辱を二度と経験したくない詩織は拒否するが、昨日の狂乱の中で、排泄管理を翔太にゆだねていた。それを翔太に指摘され……
●第二十章 義姉妹の決別いまだに義姉の良心を信じる詩織の前で、翔太は理彩を犯し抜く。快楽漬けの状態で目隠しをされている理彩は、詩織の存在に気づくことなく、狂ったように翔太と交わる。そして、翔太に促されるまま、理彩は詩織を裏切る言葉を次々と紡いでいく……
「はっ、はいっ……」
理彩は、翔太の声がした方へ、緊縛された不自由な身体を向けた。それから大きく脚を開いて、バイブをぱっくり咥えこんだ、ずぶ濡れの秘苑を露呈させていく。
「ああん……どうか、理彩の、淫乱、オマ○コに……翔太様の、ぶっとくて、素敵なおチ○ポをぶちこんでくださいっ、お願いしますぅっ!」
風俗嬢でも言いそうにない卑猥なセリフを口にして、理彩は翔太を誘うように腰を淫らにくねらせた。
(ああ、理彩さん……)
義姉の変貌ぶりにショックを受ける詩織。目の前の淫婦は完全に快楽の下僕と化しており、貞淑な兄の妻だったときの面影はかけらもない。翔太から話を聞かされたときは信じられなかったが、ここまで堕ちた理彩なら、悪魔の誓いを立ててもなんら不思議ではない……
「うん、なかなかいいおねだりだったじゃないか。これからも僕にオマ○コしてもらうときは、必ずそうやって誘うんだ、いいね?」
「わ、わかりましたっ……ああっ、だからぁっ、翔太様早くっ、早くぅっ!」
「はいはい、そんなにあせらなくても、たっぷり抱いてあげるから」
そう言いながら、翔太は詩織に向かってウインクをして、シっと人差し指を唇にあてた。
「…………」
詩織は唇を噛んだまま、そっと頷いた。己の存在を理彩に気づかせてはならないと、あらためて自分に言い聞かせる。翔太との約束は絶対なのだ。
そんな詩織に頷き返したあと、翔太はベッドにあがり、理彩を悩ませ続けたバイブをはずす。
「さあ、いくよ」
緊縛された理彩の肢体を抱きかかえると、対面座位の体勢でずぶりと下から串刺しにした。バイブによって粘膜は完全にほぐれており、イチモツは一気に最奥まで到達する。
「んあああああああああぁんっ!!」
「ほーら、お待ちかねのチ○ポだよ。どうだい? 理彩」
「あああぁっ、これぇっ、これがほしかったのっ……んあああんっ、このおチ○ポぉっ!」
入り口から子宮口まで、みっちりと肉壺いっぱいに埋めこまれた翔太のシンボル。その圧倒的な存在感をようやく味わうことができて、理彩は奥底から込みあげてくる女の悦びに震えた。
「んっ、ああっ、ああぁんっ、翔太様ぁっ……んんっ、あっ、あぅんっ……」
最初の衝動が収まると、理彩は我先に腰を回しはじめる。視界を奪われ自分の淫らな振るまいが目に入らないこともあり、その動きは最初から非常に大胆だ。
すると翔太は詩織をちらりと見て、あきれるように苦笑したあと、理彩に付き合う感じでずんずんと下から突きあげはじめる。
「んああぁっ、いいっ、あああぁっ、気持ちいいぃっ……んっ、あはぁっ、それっ、それっ……んっ、あっ、あああぁんっ!」
待ち望んでいた強烈な快感が込みあげてきて、理彩はセックスにのめり込んでいく。ここには自分と翔太しかいないと思っているので、行動にためらいがない。
「んふぅんっ、翔太様ぁっ、このままキスぅっ、キスしてぇっ、あっ、ああんっ」
さらなる一体感がほしくなり、理彩はキスを求めた。もし、目隠しで視界をふさがれていなければ、そのまま自分から翔太のぶ厚い唇にふるいついただろう。
「あれだけキスをいやそうにしてた理彩から、おねだりされるとは思ってなかったよ」
「ああああぁ、も、申し訳ありませんでしたっ、で、でも、今は翔太様とキスするの大好きですっ、だから、ああっ、だからどうかぁっ!」
「そこまで必死にならなくたっていいよ。僕の唇くらい、好きなだけ吸わせてあげるさ」
そう言って、翔太はとくにじらすこともなくキスをした。唇が触れた瞬間、理彩はむさぼるように吸いついて、舌を絡ませていく。
「んふっ、ちゅばっ、むふっ……んっ、ふうぅっん……」
目隠しに縄という特異性こそあるものの、セックス自体はいたってノーマルで情熱的だ。まるで、数年愛を高めてきた恋人同士のようにも見える。
「っ……」
息の合ったセックスを見せつけられて、詩織はきゅっと眉をたわめた。その小さな胸に、不快感と強い不安が拡がっていく。
(ああ、翔太さん……)
詩織は、嫉妬を覚えていた。しかし、翔太が理彩を抱くのは仕方がないことだと諦めている。それが彼の復讐だからだ。そもそも、自分はいやだと言える立場にない。
そんな感じで翔太に矛先が向けられない分、詩織のとがった感情は理彩に向かっていた。兄だけではあきたらず、この人は自分からさらにもうひとつ奪おうとしているのではないか……
「むふぅっ、ちゅくっ、んっ、ふあああぁっ、あああぁっ、いいっ、いいっ、あああぁんっ、気持ちいいっ、気持ちいいっ、気持ちいいいっ!」
早くも天国が見えてきたのか、理彩は翔太から唇をふりほどき、喉を反らせてよがりはじめた。緊縛された肢体もぐぐっと硬直しはじめる。
「オマ○コが強烈に締まってきたよ、もうイクのかい?」
「はいっ、イキますっ、んああっ、もうっ、んっ、ああああぁっ、やっとっ、やっとなのぉっ!!」
理彩にしてみれば、数時間もじらしプレイを受けてきたのだから、やっとという言葉があふれるのは自然なことだ。だが、そのことがよくわかっていない詩織は、ずいぶん昇り詰めるのが早いと感じる。それだけ、翔太のセックスがすごいということなのだろうが……
「ああああぁっ、もうイっちゃうっ、オマ○コイっちゃうっ……んああっ、ああああああああぁっ……イっ、イクううううううううぅっ!!」
詩織がもやもや考えているうちに、理彩は頂点を突き抜けた。
(ああ、理彩さん、気持ちよさそう……)
アナルの快楽は知っていても、ノーマルなセックスは経験したことがない。真っ赤になってアクメをむさぼる理彩を見て、詩織はうらやましそうな視線を向けた。それがどれほど気持ちがいいのか、実際に味わってみたいという欲求が脈を打つようにどくんどくんと込みあげてくる。
一方、理彩は絶頂から降りてくると、余韻に浸るまもなく腰を回しはじめる。一度アクメに達したくらいでは満足できなかった。もう一段上にある快楽がほしい……
「んっ、ふうんっ……んんっ、あはぁんっ……翔太様ぁ……」
「がっつくねぇ」
「だってぇ……あうんっ、んふんっ……もっと、気持ちよくなりたい……ううんっ、今度は中にほしいのぉっ」
なんのためらいもなく、理彩は中出しを求めた。このおねだりが、詩織との仲を完全に引き裂かれ、その義妹の処女までも翔太に差し出すトリガーになっているとは、まったく気づいていない。
(ふふふ、このあとおまえがどんな顔をするか、楽しみで仕方がないよ)
すべてが成功すると確信した翔太は、凶悪な笑みを浮かべて理彩の身体をくるりと反転させる。
「んあああああぁんっ!?」
「この体位の方が、一緒に気持ちよくイケるかなと思ってね」
適当なことを言いながら身体の向きを調整して、翔太は義姉妹のふたりを向かい合わせにした。その距離は、一メートルもない。
「…………」
ふたりの性器が繋がっているところを目撃しても、詩織は大きく取り乱すことなく気配を殺し続けている。もうすでに、何度か同じ光景を目の当たりにしているからだ。ただ、その表情は厳しい。眉がキツくたわみ、唇を噛む力も増している。ともすれば、理彩をにらんでいるようにも見えた。
実際、詩織の胸には、義姉に向けられた怒りの感情が形成されつつあった。いくら狂わされているとはいえ、いっさいためらう素振りもみせず、翔太に中出しを求めるその神経が信じられない。もう、兄のことなどどうでもいいのか……
(よしよし、詩織ちゃんもしっかり食いついてる……)
役者はそろった。あとはすべて自分にかかっている。なんとしても、最大のカタルシスが得られるような、素晴らしいクライマックスを演出したい。
「じゃあ、すこし時間があいちゃったから、理彩が大事なことを忘れてないか、仲よくイク前にちょっと確認させてもらうよ?」
「あぁん、なんですか……?」
「このセックスは、だれのためにしてるんだい?」
「んふぅん、自分のためです……私が、気持ちよくなりたくてしてるんです……」
小休止の前に、セックスをしながら何度も何度も同じ問答を繰り返したので、翔太が求めるセリフは反射的に口から出るようになっていた。ひとりでいる間に理性を回復させることができいれば、少しは躊躇する気持ちも芽生えたのかもしれないが……
「よかった。いまさら詩織ちゃんを守るためとかうそつかれたら、ドン引きしてチ○ポが萎えちゃうところだったよ」
「ううぅん……そんなうそ、もう絶対言いませんからぁ……」
「――っ……」
理彩の鼻にかかった甘え声を聞いた瞬間、詩織はビクっと大きく身体を震わせた。
(う、うそ……って……)
理彩がその身を投げ出して自分を守ってくれたという思いは、いろいろあっても否定できずにいた。なのに、翔太だけではなく、当の本人がそれを『うそ』と切り捨てたのだ。詩織が激しく動揺するのも当然だろう。
(気づかれるか……いや、大丈夫……)
今の瞬間、詩織の気配が割とはっきり表へ出たのだが、理彩はそれに反応を見せなかった。たぶん、彼女の意識は自身の中に埋めこまれた剛直に集中しているのだろう。もう、はっきりとした声でも聞こえない限り、第三者の存在に気づくことはないように思える。
「ふふふ、でも、詩織ちゃんにはうそをつき続けるんでしょ?」
このままクライマックスまでいけるという自信を深めながら、翔太はいよいよ核心のセリフを引き出しにかかる。
「あああぁ……それはぁ……」
「んー? なんで言葉を濁すのかな? そうじゃないなら、僕から詩織ちゃんにホントのことを言ってあげようか?」
「やめてぇっ……ああっ、お願いします、詩織ちゃんには言わないでぇっ!」
「……どうしてだい?」
詩織に聞き逃すなという感じの視線を送りながら、翔太は理彩の耳元でそう訊ねた。
そんなアイコンタクトが行われているなど、知るよしもない理彩は――
「お、恩に着せたいからですっ! 自分が犠牲になって、詩織ちゃんの処女を守ってあげたことにしたいんですっ!」
翔太が欲しているセリフを、理彩はためらうことなく口にした。
「――っ!!」
決定的な理彩の言葉に、詩織は元々大きな瞳を限界まで見開かせて驚愕した。まだ線の細い華奢な身体が、ガクガクと震えはじめる。
(ま、まさか……そんな……)
事前にそう言えと命令されてたのかもしれない。しかし、無理矢理言わされているのなら、これほどひどい文言を、すらすらと口にはできないような気がする。少なくとも自分ならそうだ……
「だよねぇ、僕が帰ったあとの夫婦生活に、口出しされないための保険だもんね。詩織ちゃんに本音を知られるわけにはいかないかぁ」
「ああっ、そのとおりです。だから、どうか、どうか、詩織ちゃんには言わないでくださいっ、秘密にしてくださいっ!」
同じようなことを何度も言わされるうちに、そういう考えが本当にできあがってしまっていた。翔太の言うとおり、なにもかも知っている義妹を野放しにしたまま、隆弥と夫婦を続けるのは怖すぎる。たしかに彼女を縛るなにかが必要なのだ。結果的に詩織の処女が守ることができるという点においても、この悪魔の考えは理彩にとって魅力的だった。
「まあ、僕の口からバラすなんて無粋なことはしないから安心して」
この約束が破られることはないだろう。翔太が言うまでもなく、当の詩織が直接聞いているからだ。
「あああぁんっ、ありがとうございます、翔太様ぁっ!」
すべて筒抜けになっていると気づいていない理彩は本気で感謝を示してみせた。わかってる側からしてみれば間抜けな光景であり、腹を抱えて笑ってしまいそうな場面だが、詩織の表情は険しい。
(ひどい……)
最初は半信半疑だった詩織だが、ふたりのやりとりを聞いているうちに、一連の話は翔太に強要されたストーリーではなく、理彩の本音だという確信に至った。いままで自分は、この女に騙されていたのだ……
「それじゃ、自分がゲスでどうしようもない女だって覚えてた理彩にご褒美だよ」
いよいよフィナーレに向けて、翔太はずんずんと腰を突きあげはじめた。
「んっ、あっ、ああんっ、うれしいっ、ああんっ、翔太様っ、あっ、ああああぁんっ!」
翔太に言われるのは悔しいが、人として最低なことをしているという自覚があるのでなにも言い返せない。背徳感にまみれたこの快楽がほしくて、自分は大事なものをすべてこの男に売り渡してしまったのだ。ただ、マゾ化が著しい理彩にとっては、この敗北感や屈服感も快楽の糧となってしまう。
「ああぁっ、オマ○コいいっ、オマ○コいいっ……あっ、ああんっ、気持ちいいっ……あっ、あっ、オマ○コすごいぃっ」
マゾの愉悦に浸りながら、Gスポットがもっとも気持ちよく擦れるように、理彩は翔太と呼吸を合わせて腰をうねらせる。このまま一緒に昇り詰めて、究極の快楽である中出しアクメを味わうことしか頭にない。
「うふぅんっ、ねえっ、翔太様ぁっ……一緒に、理彩と一緒にぃ……」
「うん、僕も一発ぶっぱなしたくなってきたよ。だけどその前に……わかるよね……?」
理彩の口へ指を入れてくちゅくちゅと口腔を掻きまぜたあと、誓いのセリフを求める言葉のかわりに、舌を挟んできゅっきゅと引っ張った。
「えうぅっ……んっ、ふぅん……」
すぐに意図を理解した理彩は、ためらうこともなくコクコクと頷いた。
(さあ、詩織ちゃん。よーく聞いててね)
きびしい表情でこちらを見つめている詩織に視線を返しながら、翔太は舌を解放し、唾液まみれの指でピンクに染まった頬を撫ではじめる。それを合図と感じた理彩は……
「ああぁん……どうか、理彩の子宮を……翔太様のザーメンで満たしてください……そして、翔太様の赤ちゃんを孕ませてください……」
「僕の赤ちゃんを孕むだけかい? まさか、堕ろすなんて言わないよね?」
「そ、そんなことしません……必ず産みますぅっ、そしてっ、あああぁっ、夫のっ、夫の子供にしますっ……翔太様の赤ちゃんっ、ふたりで育てますうううっ!!」
「…………」
悪魔の誓いを耳にしても、詩織は動揺する素振りもみせず、黙ったままぎりぎりと理彩をにらみつけていた。この女の腹黒さはもうわかっている。一時の快楽を得るために、兄に一生ものの十字架を背負わせるくらい、平気でやってのける人間なのだ。
(許さない……絶対……)
理彩に向けられた怒りは頂点に達していた。心優しい詩織が、これほど誰かを憎んだのははじめてだった。絶対に、この女の思いどおりにはさせない……
●第二十一章 悪鬼の心が洗われる初夜処女を捧げることに承諾した詩織に、理彩の思惑をつぶすための決断なら受け入れないと告げる翔太。それは、今後も彼女と関係を続けるための芝居だったが、それを受けて詩織は本気で翔太に告白する。女の子から告白されたことなどない翔太は動揺するが、詩織が本気だとわかるとやがて感動が込みあげてきて……
●第二十二章 やさしくて淫らなセックスの手ほどきまるで本当の恋人のように結ばれたふたり。しかし、翔太の凶器に詩織は当然のように痛みを感じた。そこで、翔太はこれまでの経験を駆使して、詩織をイカせるべく奮闘する……
●第二十三章 西條姉妹、堕ちる詩織が初体験を済ませたと知らされるが、絶望しきった理彩は以前ほど嘆かない。むしろ、目の前で翔太に抱かれながら勝ち誇るような視線を向けてくる義妹に憎しみすら覚えてしまう。やがて、ふたりのセックスが終わると、激しく欲情した理彩は、自分も抱いて欲しいと翔太に懇願する……
●第二十四章 宴の果てに三連休が終わり、翔太は去った。しかし、隆弥不在の隙を狙い、今度は詩織の恋人として西條家に入り浸る翔太。そして、翔太と詩織は理彩に見せつけるがごとく、目の前でセックスをはじめる……
「――っ……」
「もう二度と、見られなくなるからね……あのきれいな処女膜、この目に焼き付けておきたいんだ」
「…………」
恥ずかしい要求にかあっと頬を染める詩織。しかし、この人が強烈な変態性を持ち合わせているとわかっていて、それでも好きになったのだ。この程度のことも応じられないようであれば、翔太の彼女など務まらないだろう。
それに、気分はけっして悪くない。彼が自分に魅力を感じてなければ、こんなことは求めてこないからだ。
「ダメ……?」
「い、いえ……翔太さんの、好きにしてください……」
「ありがとう、詩織ちゃん。それじゃ、さっそく……」
翔太は詩織から離れて、彼女の痴態を多数収めてきたビデオカメラを手にした。
「ああ、これも、撮るんですか……?」
「もちろん。これまでだって、ずっとそうだったじゃないか」
「…………」
映像を残されることに関しては、いまだに不安がつきまとう。しかし、死ぬほど恥ずかしい姿をすでにたくさん撮られているのだ。いまさらこれだけを拒んでも意味がない。
(大丈夫、翔太さんはこれまでずっと、私との約束は守ってくれたし……)
自分のいやらしい映像は、あくまでも彼がひとりで楽しむコレクション。そんな翔太の言葉を信じることにして、詩織は自分を落ち着かせる。
そして覚悟が決まると、詩織はカメラを構える翔太の正面にそっと正座した。
「じゃあ、詩織ちゃん……脚を開いて……」
「は、はい……」
小さく頷くと、詩織は正座したまま脚を開きはじめた。ある程度のところで腰を落とし、膝を立てながらさらに開いていく。
「ん……あぁ……」
ずっと裸で過ごしていると、次第に大事なところを絶えず見られているという意識が薄くなってくる。しかし、秘部をあえてさらすとなると、やはり恥ずかしい。羞恥心自体は以前と変わらず働いている。ただ、翔太と淫らな行為を繰り返すうちに、変化したものもあった。
「見えてきたよ、詩織ちゃんのかわいいオマ○コが」
「あぁん……恥ずかしい……んっ、あはん……」
恥ずかしいことをしていると思うと、詩織は妖しい興奮を覚えるようになってしまった。翔太の視線を意識すると、秘奥の中心がどんどん熱くなっていく。
やがて限界まで脚を開ききり、きれいなM字開脚ができあがった。ぐっしょりと濡れ光る股間の中心で、淡いピンクのスリットがほんのり口を開けていた。
「こんなに濡らしちゃって……セックスなんて言葉も知りませんみたいなかわいい顔しといて、本当の詩織ちゃんはすごくエッチなんだよねぇ……」
「ああぁ……言わないでぇ……」
「恥ずかしがることなんかないさ。僕の前では、もっと淫らでエッチになっていいんだよ。そして僕は、そんな詩織ちゃんをもっと好きになるんだ」
「翔太さん……」
翔太が淫らな自分を受け入れてくれているのはもちろんわかっているが、あらためてそう言われるとうれしくなる。偽りない自分を正直にさらけ出そうという気になる。
「じゃあ、詩織ちゃんの処女膜、僕に見せてくれるかい?」
「はい……」
真っ赤に染まった顔をこくりと頷かせて、心持ち腰を突き出す詩織。だが、目の前の翔太はカメラを構えたまま、動く気配を見せない。
(あ……)
そこでようやく、秘部を拡げるのは翔太ではなく、自分の役目なのだと気づいた。正直、自らの手でそこを拡げるのは、だれかにやられるよりもずっと恥ずかしくていやらしい。
でも、やらないという選択肢はない。翔太だって、淫らな自分を見たいと言っている……
「ん……」
両手をそろそろと股間へ持っていくと、花びらのふちに細い指をかけた。それから、少し逡巡するように視線をさまよわせたあと――
「あ……んんっ……」
詩織はかすかに震える指先へ力を入れて、秘苑を左右に割り拡げはじめた。瞬間、くちゅっと蜜液が弾ける淫らな音が鳴る。
「いやっ……」
そこがいやらしく濡れているとあらためて意識することになり、全身が燃えるように熱くなる。しかも、その音は翔太の耳にも確実に届いているはずだ。そう思うと、余計に恥ずかしくなり、手がとまってしまう。
「どうしたの? もっと開かないと、処女膜は見えてこないよ?」
「ご、ごめんなさい……」
翔太に催促されて、肉門の開帳を再開する詩織。ぬめったピンクの粘膜が次第に露呈していく。
「ああぁ……恥ずかしい……こ、こんな……あううぅっ、恥ずかしいっ……」
「がんばれがんばれっ、これ以上は無理っていうくらい、思いっきりオマ○コを拡げるんだ」
「あっ、んんっ、ああああぁんっ……」
翔太にあおられながら、詩織は秘所を拡げ続ける。ひだの奥に潜んでいた肉道が姿を現し、その径が大きくなっていく。
「もう少しっ、もう少しで……お、おおおっ、見えたよ、詩織ちゃんっ!」
ついに処女膜が露呈した。その色や形ははじめて見たときとなんら変わっていない。
「ああああぁ……翔太さんっ……あ、ああぁん……」
翔太の声を聞き、すぐさま指を離して隠したくなるがぐっとこらえる。そこを見てもらうためにやっているのだ。詩織は、粘膜をくぱぁっと開いたまま、処女膜をさらし続ける。
「あー、詩織ちゃんの処女膜……ホントにきれいだなぁ……ずーっと見ていたくなるよ……」
「あ、あぁ、んっ……あううぅん……」
恥ずかしい思いがどんどん妖しい興奮に変わっていく。詩織の顔に恍惚感が浮かびはじめる。さらにひくひくっと膣肉が動き、とろりと淫汁がこぼれてきて、アナルの方へつーっと流れ落ちていく。
「あらら、詩織ちゃんのオマ○コは、早くしてって言ってるみたい」
「ああん、翔太さん……」
瞳を潤ませて、詩織は翔太に熱い視線を注ぐ。
「……オマ○コだけじゃなく、詩織ちゃん自身もそう思ってる?」
「…………」
真っ赤な顔をこくりと頷かせて、詩織は再びじっと翔太を見つめる。その気持ちに、嘘偽りはない。一刻も早くひとつになりたかった。この人のものにしてもらいたかった。
「しっ、詩織ちゃん――」
詩織の仕草があまりにかわいくて翔太はたまらなくなった。もう、処女膜を眺めるだけではガマンできない。
「じゃ、じゃあっ、いまから入れるよっ? いいね? 入れるよっ?」
「はい、翔太さん……」
「詩織ちゃんはそのままオマ○コを拡げててっ!」
詩織に指示を出すと、翔太は反りかえった己の剛直を握りしめて、にじり寄っていく。
「っ――」
ペニスの先が粘膜に押しあてられると、さすがに緊張して身体を硬くした。そんな詩織の反応に、翔太が勘違いをする。
「ああっ、ごめんっ、痛かったっ?」
「い、いえ……まだ大丈夫です……」
「そ、そう……」
多くの女をその凶器で堕としてきた翔太だが、処女を抱くのははじめてなのだ。勝手がわからず戸惑ってしまう。
(と、とにかく、詩織ちゃんをいたわりながらやらないと……)
詩織の純情にすっかり感染してしまい、翔太は柄にもなくそんなことを考えた。しかし、変態性まで鳴りを潜めたわけではない。破瓜の瞬間を収めるために、ビデオの撮影はしっかり続けている。
「できるだけゆっくり入れるからね……」
「…………」
詩織がそっと頷いたのを見て、翔太は言葉どおりにそろりとペニスを前に送る。
「んっ、あっ……」
大きく開いている左右の太腿がぴくぴくっと震えた。ただ、その表情や口から漏れる声を聞く限り、まだ本格的な痛みは感じてないように思える。
それでちょっと安心する翔太だが、一方であせりも感じはじめている。亀頭の半分くらいは中に埋まったが、そこからなかなか先に進まない。
(キ、キツい……)
これまでに、膣が狭くて結合に苦労した女はいたが、ここまで入っていかないのははじめての経験だ。ただ、原因はわかっている。遠慮しすぎなのだ。処女膜を破るにはもっと本気でペニスを突き入れる必要がある……
「……詩織ちゃん、もうちょっとだけ、強くするから」
気遣いすぎたあまり、セックスができなかったら本末転倒だ。詩織に痛い思いをさせるのは忍びないが、通らなければならない道だと割り切り、翔太はこれまでよりも体重を乗せてペニスを送りこむ。
「んっ、ああうぅっ……ぅくっ……」
亀頭がすっぽり肉孔にハマると、詩織はきゅっと眉をたわめて苦しげな声を漏らした。
「ごめんね、痛いよね?」
「だ、大丈夫です……あぁ、翔太さんを、感じます……」
「ああ、詩織ちゃんっ……」
詩織のいじらしい言葉にキュンと胸が震える。庇護欲を刺激されるが、彼女は痛みからの解放を望んでいるわけではない。そう信じて翔太はさらにぐいっと腰を突き出した。
「ひぐっ……くっ、んああああぁっ!」
処女膜が悲鳴をあげるように、ミシミシときしみはじめた。直接的な破瓜の予兆を味わうと、これまで消えていた喪失感がふいに込みあげてくる。もうこれで、自分は処女ではなくなるのだ……
(ああ、お兄ちゃん……)
急に兄の顔が脳裏を横切った。前の気持ちに整理をつけて次に進むという過程が省かれるほど、猛スピードで翔太に惹かれていったため、詩織の心には兄への想いがまだ残っているのだ。
「もうすぐだよ、詩織ちゃん……ああ、詩織ちゃん……」
「うっ、うううううっ……くっ、あああぁっ!」
長年抱いてきた兄にはじめてを捧げて結ばれるという夢が、これで永遠に叶わなくなる。ただ、翔太を想う気持ちもニセモノではない。この人と結ばれたいという気持ちも依然としてある。
この土壇場で、激しい葛藤に陥る詩織。だが、それはすぐに終わる。
「詩織ちゃんっ!!」
「ひあああああああああああああああああああああああぁっ!」
翔太が力強くずんとひと突きしたと同時に、ぶちっとなにかを断ち切った、たしかな感触がペニスに伝わった。
「あがっ……くあっ……」
ビクっ、ビクっと大きく身体を痙攣させて、口をパクパクさせる詩織。いまの一撃で、ペニスの半分近くが秘苑に埋まっていた。
「し、詩織ちゃん……血が、出てきたよ……」
翔太がそう呟いた。たしかに、ペニスを咥えこんだ秘苑のふちから、ひとつふたつと赤い筋が下に向かって流れている。
「あ、あああぁ……翔、太……さん……」
自分の位置からは見えないが、きっとうそではないのだろう。直前に兄のことを思い出したせいもあり、大きな喪失感が襲ってくる。
そんな詩織の前で、翔太はビデオカメラを手にした腕をだらりとさげ、巨体を小さく震わせはじめる。
「詩織ちゃん……ああ、僕……死ぬほどうれしいよ……」
「……っ?」
激痛をこらえながら翔太の顔を見ると、目尻にはっきりと涙が浮かんでいた。こんな状態なので、詩織の洞察力は著しく低減しているが、それでもそれが感涙だということくらいはなんとなくわかる。
「まさかホントに、詩織ちゃんのはじめての男になれるなんて……あああ、うれしい……うれしい……」
派手に喜ぶ翔太だが、演技でやっているわけではない。涙も勝手ににじむほど、心の底から深く大きく感動しているのだ。
「ありがとう……僕、詩織ちゃんが大好きだ……っ……」
目尻に溜まった翔太の涙がぽろりとこぼれ落ちて、詩織の腹部を濡らした。
「っ――」
翔太の涙がとても熱く感じた。彼の感動が伝わってくる……
「ああ……翔太さんっ……」
きゅうんと胸が締めつけられて、強烈なときめきを感じた。さらに涙の熱が肌から内部へ伝わったかのように、子宮がかあっと熱くなっていく。
「わっ、私も翔太さんが好きですっ、ああっ、大好きっ、大好きっ、大好きぃっ!」
すでに、兄への気持ちなど吹き飛んでいた。心は翔太でいっぱいになっていた。詩織は、この大好きな彼をもっと感じたくて、抱き締めてというように、両手を前に差し出した。
「詩織ちゃんっ――」
躊躇なく食いついた翔太は、手にしていたビデオカメラを放り投げ、がばっと覆いかぶさって詩織を抱き締める。
「ひああああああああああああぁっ!」
当然一気に連結が深まり、詩織は激痛を感じて大きな悲鳴をあげた。
「あああっ、ご、ごめん、詩織ちゃんっ!」
あわてて動きをとめた翔太。だが、詩織は無理矢理笑顔を作って、届くところまで来た相手の背中へ手を回し、きゅっと抱き寄せる。
「しょ、翔太、さんっ……んくっ……」
「だ、だめだよそんな無茶しちゃっ――」
「大丈夫、だから……大好きな、翔太さんなら……んんっ……痛くても、平気……だから、もっと……」
「っ……」
相手のことが好きだから、痛くても平気。これまでセックスの快楽でしか女を堕とせなかった翔太は、一生聞けないセリフだと思っていた。それがまさか、こんな美少女の口から聞けるとは……
「翔太さん……?」
「あ、ご、ごめんね……なんか、いろいろうれしすぎて……もうわけがわからなくなっちゃって……」
「あの……私、ホントに……んっ……平気、ですから……」
「うん……あ、ありがとう……えと……でも、本当にガマンできなくなったら正直に言ってね?」
「はい……」
「じゃあ、いくよ……」
※本書は、amazon Kindleストアにて販売しております。購入するには、amazonの会員になる必要があります。
※本書の閲覧には、Kindle端末または各OS用のKindleアプリが必要になります。Windows、iOS、androidをご利用の方は、機種に合ったアプリをインストールしてください。詳しくはこちらをご覧ください。