
●上下巻、amazon kindleストアにて発売中
洗脳改造を受けて完全なるドールに生まれ変わったカレン。
独立女子騎士団「イノセンシア」に戻った彼女は、これまでと変わらず三番隊長を務めながら、裏では主となったティーノのスパイとして活動していた。しかし、カレンは自由に団長室へ立ち入ることができないので、団長の動向を探るのはむずかしい。
そこで、掃除係として団長室に出入りできる見習い団員のイエマに白羽の矢が立った。イエマをドールに改造し、カレン同様スパイとしてイノセンシアに送りこむのだ。
かくて、カレンはなんの罪もない部下のイエマを、ティーノへ捧げることになった……
●ティーノ
当代最高の改造屋と噂され、多様な魔導技術を持つ。カレンを罠にハメて、完全なるドールへと改造した。今回は、カレンの部下であるイエマもドールに改造しようと画策する。
●カレン=アペリティ
イノセンシア三番隊長だが、取り締まるべき改造屋であるティーノのドールでもある。その心は絶対に衰えないティーノへの愛に縛られており、愛する御主人様のためならどんなことでもする覚悟を持っている。ただ、洗脳改造を受けたが記憶も人格もそのまま残されているので、イノセンシアとしての正義感も持ち合わせている。
●イエマ=エフィメライノセンシア三番隊の見習い隊員。なかなかの美少女だがまだ肉体は成熟しておらず、凹凸は少ない。隊長であるカレンを敬愛しており、いつかは自分もああなりたいと思っている。
わりとドジ。
●シエスタ=ベルダード=イニシア王位継承権を持つフェジタリア連合王国の姫。ドール改造という非人道的な行為を撲滅するため、イノセンシアを立ちあげた。その髪と瞳の色から、フェジタリアの紅水晶と呼ばれる。
●アルティエ=フィアレス忠臣フィアレス候の孫娘で、シエスタの幼馴染み。シエスタの要請により、イノセンシアの団長に就任した。この国最高の魔導士と噂され、フェジタリアの蒼き英知というふたつ名を持つ。
●第一章 姫騎士隊長の悪堕ち性活イノセンシア三番隊長として、ドールにされた行方不明少女を保護するカレン。あらためて非道な改造を行う改造屋への怒りを燃やすカレンに、イエマも賛同する。しかし、カレンにはひとりだけ愛してやまない改造屋がいた……
●第二章 悪に染まるためらいと陶酔部下のイエマをドールに改造すると決まり、カレンはその手引きを任される。なんの罪もないイエマの人生を台なしにする罪悪感と、御主人様のために働きたいというふたつの思いがせめぎ合う。そして、いよいよイエマを罠にはめると、カレンは悪事に手を染める自分に酔いはじめる……
●第三章 二体目のドール誕生カレンにだまされてティーノのアジトに連れこまれたイエマ。必死に目を覚ますよう訴えるイエマだが、カレンはティーノのドールになった淫らな自分を見せつける。そして、カレンは改造開始のスイッチを自ら押す……
●第四章 改造クリの快楽遊戯ドールに改造されたイエマは、ティーノの命令どおりに動く自分に絶望する。だが、改造されたのはそれだけではなかった。刺激を受けたクリトリスが、みるみる大きくなっていって……
漆黒の闇にどっぷり浸かっていたイエマが、一瞬にして覚醒した。カレンが、覚醒薬を吹き付けたからだ。
「お目覚めね、イエマ」
「あ、隊長……っ――」
見知った顔を見て安堵したがそれも一瞬。さきほどまでの記憶がよみがえり、頼れる隊長が悪の手先に堕ちてしまったことを思い出す。
「ひっ……くっ、ああっ!」
あわてて逃げようとするイエマだが、まったく身動きが取れない。見れば、両脚を大きく開かされる体勢で四肢を拘束されている。しかも、あろうことか上下の下着しか身につけていない――
「いやああぁっ、いやああああぁっ!」
渾身の力を込めて暴れるが、どうにもならない。やがて体力が尽きたのか、イエマは大人しくなった。
「ねえイエマ、いまあなたが入ってるその魔導器はなんだかわかる?」
「っ……」
なんとなく、想像はつく。改造屋から押収したそれを見たことがあるからだ。
「……わかってるみたいね。そう、あなたはこれからその改造器の中で、ドールに改造されるのよ」
「あああぁっ、いやあああぁっ……」
再び逃れようと身体を動かすが、当然のように拘束具はびくともしない。力が残っていないので、イエマの抵抗はすぐに収まった。
「ああ、隊長、どうか正気に戻ってください」
物理的な抵抗を諦め、イエマは上司の良心に訴えかけた。しかし……
「私は正気よ。記憶も人格も書き換えられた操り人形になったわけじゃない。あくまでも自分の意志で御主人様に従っているのよ」
「そんな……うそです、わたしの知ってる隊長は、こんなことしませんっ!」
「……あなたも改造されて御主人様のドールになれば、私の言ってることがきっとわかるわ」
そこで、脇にある改造器の操作盤で作業をしていたティーノが、カレンに近づいてくる。
「改造器の初期設定が終わったぞ」
「お疲れ様でした、御主人様」
「あとはイエマの下着をひんむいたら、いつでもはじめられる」
「ひっ……」
ティーノの言葉に怯えるイエマ。まだ恋に恋するような年頃の彼女だ。好きでもない男の前で肌をさらすなんて、想像しただけでもおぞましく感じるだろう。しかし、その悪夢が現実になろうとしているのだ。
「じゃあ、カレン。おまえが脱がしてやれ」
「私がですか?」
「俺のために働いているおまえの姿が見たいんだよ」
「あぁん、御主人様、そんなものでよければ、いくらでもご覧にいれますっ!」
甘えるような声でそう言ったあと、カレンは再びイエマを見据える。
「そういうわけだから、私が脱がしてあげるわ、イエマ」
「いっ、いやっ、ああっ、隊長いやですっ!」
「大丈夫よ、女同士だから恥ずかしくないわ……」
カレンが迫ってくると、イエマは無駄だとわかっていても逃れようと暴れる。
「そ、そういうことじゃ……ああっ、隊長っ!」
「おいカレン」
「っ……なんでしょうか? 御主人様」
イエマのシンプルなブラに手を伸ばしたところでティーノに声をかけられて、カレンは振り返る。
「女同士だから恥ずかしくないっていっても、片方が服を着ていたら説得力がないんじゃないのか?」
「それは……そうですね……」
「まずは先におまえが脱いでみせるといい」
「はい、御主人様……」
頷いたカレンはイエマから離れて立ちあがる。
「御主人様のいうとおり、恥ずかしくないというのは説得力がなかったわね……だから、まずは私が裸になるから、イエマはよく見ていて……」
そう言うと、カレンは上着のボタンをはずしはじめる。
「――っ……」
カレンのストリップがはじまると、イエマはなんとなく見てはいけないような気がして目を逸らした。
「どうしたの? よく見て、イエマ」
「無理です……無理ですっ……」
さらにイエマはぎゅっと目をつぶってしまった。それを見て、ティーノが横槍を入れる。
「おいおい、あこがれの隊長がストリップを見てって言ってるんだ。ちゃんと見てやれよ」
「っ……」
「そのまま目をつぶってると、俺が下着をはぎとってしまうぞ?」
「ひっ!」
あわててまぶたを開けたイエマ。すでに上着とパンツを脱ぎ終えた、下着姿のカレンが視界に飛びこんでくる。
「なっ……えぇっ!?」
イエマはカレンの下着に衝撃を覚えた。娼婦が身につけるような、男を欲情させるためのランジェリーだったからだ。イノセンシアの更衣室で一緒に着替えることも多く、上司の下着姿はよく見かけるが、これほど派手なものは一度も見たことがない。
「下着には気を遣えって御主人様に言われてるんだけど……どう? 似合ってる?」
ティーノにはいつも似合ってるとほめてもらえるが、第三者の客観的な意見も聞いてみたい。カレンは頬を染めて訊ねてみたが……
「…………」
イエマから答えは返ってこない。すでに彼女の視線と意識は、別の場所に集中している。
「な、なに……それ……?」
そう、それは、カレンの下腹部に浮かぶ、深紅の紋様――
「これ? これは、ドールサイン。私が、御主人様のドールだという証し……きれいでしょ? ふふふっ」
「――っ!」
笑みをこぼしながら、自慢げに花柄の紋様を撫でるカレンを見て、イエマは戦慄を覚えた。これまで、改造屋を油断させて捕まえるために演技をしているのではないかという気持ちを捨てきれずにいたが、そうではない。
「ああああぁ、隊長ぉ……」
自分が敬愛してやまないイノセンシア三番隊長は、そこにいる改造屋を御主人様とあおぐ、ドールに改造されてしまったのだ。いま、ようやく確信した。
「イエマ、あなたもドールになれば私のと同じ、きれいなドールサインを授かるのよ……楽しみでしょ?」
恐ろしいことを言いながら、カレンはブラジャーのホックをはずして、豊かに実った双乳をさらした。
「あっ、ぅ……」
目のやり場に困るイエマだが、露骨に視線を逸らすとティーノになにをされるかわからない。背に腹は替えられず、恐る恐るカレンの乳房を視界に入れていく。
(す、すご、い……)
カレンのバストは普段いだいていた印象より、ふた回りほど大きく感じる。しかも、だらしなく垂れさがることなく、上向きの美しい曲線で構成されていた。みごとなロケットおっぱいに、イエマは圧倒される。
「今度は、こっちよ……」
贅沢な刺繍が施されたショーツに指をかけると、カレンは腰をセクシーにくねらせながらそれを引きおろしていく。そんな上司のストリップに魅了されてしまい、イエマは目が離せなくなっている。
「っ……えっ?」
恥丘が露わになったところで、イエマは思わず声を漏らした。特殊な体質の人を除いて、大人の女性なら本来あるはずのモノがない……
「驚いた? これも、御主人様のドールだという証し。一生毛が生えないように改造されたの」
「そ、そんな……一生だなんて……」
「そこまで深刻になるようなことじゃないわ。お手入れしなくていいのは楽だし、なにより御主人様の好みでいられるのよ……?」
「ああ……」
理解できない主張をしたカレンに絶望するイエマ。もう二度と、大好きだった隊長は帰ってこないのか……
「さあ、私は脱いだわ。今度はイエマが裸になる番よ?」
ショーツを脱ぎ捨てて全裸になったカレンが、改造器の中に拘束されているイエマににじりよる。
「いやっ、いやあああああぁっ!」
さっきはカレンにストリップの注文が入って未遂に終わったが、今回はティーノも黙って成り行きを見守っている。
「まずは、このかわいいおっぱいを御主人様に見てもらいましょう」
以前は自分も身につけていた、激しく運動することを前提とした簡素なブラジャーにカレンは手をかける。
「やめてっ、許してぇっ、ああああっ、隊長おおおおぉっ!!」
イエマの絶叫が響いた瞬間、カレンは豪快にびりっとブラジャーを引きちぎった。
「いやああああああああああぁっ!」
まだ成長途中であることがうかがえる、曲線の少ない乳房が露呈した。ブラジャーが破れたときの衝撃は大きかったが、派手に揺れるほどの量感はない。
「御主人様、見えますか……?」
「見えるぞ……まあ、カレンのような揉みごたえは期待できないが……これはこれで悪くない」
「よかったわね、イエマ。悪くないって」
「いやあぁ……見ないでぇ……ううううぅっ……」
見られたあげくに隊長と比較されて、イエマは灼けるような羞恥を覚えた。しかも、カレンが自慢するようにその大きなバストを見せつけてくるので、よけいにみじめな気分になる。
「さあ、今度は一番大事なところよ……」
ブラジャーの残骸を引き抜いて床へ投げたあと、カレンはやはり飾り気のないショーツをつかんだ。
「ダっ、ダメぇっ、そこはホントにダメええええぇっ!」
「御主人様、よくご覧くださいっ!」
ブラジャーのときと同様に、カレンは力任せにショーツをビリビリと破った。
「ダメえええええええええええええぇっ!」
抵抗むなしく、ボロ切れと化したショーツが股間から引き抜かれる。まずは、肉付きのまだ足りない白いヒップが現れ、続いてその中心に咲く、若くて新鮮な花園が露呈した。
「……こっちは、年齢相応の生え具合だな」
ティーノが最初に目を向けたのは、むちっと丸い丘に茂る毛だ。まだ量は少ないが、うぶ毛というには無理があるほど黒々としている。
「これは邪魔だから、カレン同様最初の改造でツルツルにしてしまおう」
「あうううっ、いやああぁっ……」
そこの毛が生えてきて、恥ずかしくはあったが大人になってきたのだという誇らしさもあった。その成長の象徴であるものが、改造によって消されるなんて……
「で、肝心のオマ○コの方は……」
両脚は大きく開かれているが、若い秘苑はビラビラもいっさいなく、ぴったりと閉じ合わさっている。
「うーん、このままじゃ奥まで見えないから、カレン、頼むぞ」
「かしこまりました、御主人様」
指示を受けたカレンは、左右から手を回して、花弁の端に指をかける。
「ひぅっ……そ、そこはっ!?」
「イエマ、御主人様にオマ○コを隅々までお見せするのよ……」
「いやっ、いやっ、許してっ、許してっ、許してえええええぇっ!」
必死の哀訴もカレンの耳には届かない。くぱぁっと大きくピンクの粘膜を拡げられてしまう。
「ひああああああぁっ!」

ファンタジー、輪姦なし、調教、洗脳、ディープスロート
クリトリス肥大化、破瓜、アナルセックス、脱糞
●ページ数
40字×17行換算で127ページ
●販売価格
299円(税込323円)
●第五章 部下の処女を捧げる儀式改造したてのイエマの調教をはじめるティーノ。イエマの肥大化したクリトリスを足指で挟みこみ、足コキしながらマゾの快楽を与えていく。そのあと、イノセンシアから帰ってきたカレンを交えてイエマの処女を……
●第六章 改造と調教の日々まだ成熟していないイエマの肉体を考慮して、改造は段階的に進められている。ティーノは調教という手段を併用しながら、イエマの喉奥やアナルを拡張していく……
●第七章 奥まで咥えられる喜び調教と改造で喉奥がかなり開くようになったイエマ。カレンの完璧な奉仕を手本に、アナル舐めからディープスロートに挑戦していく……
●第八章 ドールこそが我が幸せアナルの拡張も完了し、もうひとつの処女をティーノに捧げるイエマ。身も心もドールになりきった気分にところで、突然カレンから逃げるよう諭されるが……
●エピローグカレンとイエマ。完全なるドールとなったふたりが……
「はむぅ……ちゅばっ……んふっ、ふぅん、ちゅくっ、ちゅぢゅっ……」
ピチャピチャと淫らな粘液が弾ける音と、切なげな吐息が聞こえてくる。その発生源に目を向けると、ベッドに腰かける愛しい御主人様とその足下にひざまずく後輩ドールの姿があった。
「んうぅんっ、ちゅばばっ……んっ、ちゅっ……んんっ、ちゅぐっ、ばっ……」
イエマはカレンの帰還にも気づかず、一心不乱にティーノの睾丸をしゃぶり抜いていた。その股間には主の足が潜りこんでおり、どうやらクリトリスをいたずらしているように見える。
「ちゅばっ、んふっ、んんーっ、ちゅっ、ちゅぐっ……ふっ、むふっ、んんんんっ……」
イエマの表情を見れば、奉仕を強制されているわけではないとすぐにわかる。快楽というご褒美がほしくて自ら玉袋を愛撫しているのだ。
(もうすっかり、ドールの身体に馴染んでしまったのね……)
朝は悪事を働いた昂揚感に酔いしれていたカレンだったが、ここを離れている間に罪悪感が復活していた。しかし、快楽をどん欲に求めるイエマの姿を見て心が軽くなる。
そしてカレンは、ティーノの忠実なドールの顔になっていく……
「……あらあら、もう御主人様のキンタマが大好きになっちゃった?」
「んんーっ!? ぶはっ……た、隊長っ!」
カレンに声をかけられ、イエマはあわてて玉袋を吐き出し、うしろを振り返った。
「ん? もう足コキアクメはいらないのか?」
イエマが口唇奉仕を中断したと同時に、ティーノはぴたっと足の動きをとめた。
「あああああぁっ、いりますっ、まだいりますぅっ」
あと少しでまたアクメがキマりそうなところまできていたのだ。このまま足コキが終わってしまったら気が狂ってしまう。
「はぶぅ、ちゅっ、ぢゅぢゅぢゅばっ、んんっ、ふううううぅ!」
再び睾丸を口に含み、頬をすぼめて吸いあげるイエマ。それを見て、ティーノも足コキを再開させる。
「カレン、どうだこのひょっとこ顔、ひどいもんだろ?」
「ホントに……アクメほしさにこんな下品な顔をさらすなんて……」
「んううううぅん、んふっ、むふぅ……ぢゅばっ、んぐっ、ちゅぐぐ……」
ティーノばかりかカレンにまであおられて、イエマは恥ずかしくて仕方がない。しかし、やめたら絶頂が遠ざかる。快楽の虜に堕ちた新人ドールは、恥辱に悶えながらも鼻の下を下品に伸ばして睾丸をしゃぶり続ける。
「ふむむんっ、んぶっ、ふっ、くっ、ちゅぢゅぢゅっ、んぐっ……」
「あら、もうイクのかしら?」
「この調子で、こいつはもう数えきれないほどアクメをキメてるんだ」
にやっと笑って、ティーノはイエマの肥大クリトリスを挟んでいる足指をきゅーっと締めた。
「んあああああああぁっ、イクうううううっ、イクっ、イクううううううううっ!!」
ぱーんと快楽が弾けて頂点を突き抜けると、イエマは玉袋から口を離して絶頂の到来を知らせた。
部下であり、後輩ドールでもあるイエマのアクメを見届けると、カレンは奴隷のポーズをとった。
「御主人様の忠実なドール……カレン・アペリティは、本日の任務を終えてただいま帰還いたしました……」
「ご苦労、楽にしていいぞ。それで、なにか変わったことは?」
「特にございません。イエマの休暇についても、不審に思った団員はいませんでした」
奴隷のポーズをといて、カレンはイノセンシアの動向を報告した。
「そうか。すべては順調にことが運んでいるな」
「はい……」
「んっ……はあああぁっ……はあっ、はあっ、はあぁっ……」
カレンがうやうやしく頷いたところで、ピクピクと痙攣していたイエマが絶頂から降りてきて、荒い呼吸をはじめた。
「さて、そろそろ今日のメインイベントをはじめるか」
「っ……」
ティーノの言葉を耳にして、カレンはぴくっと身体を震わせた。メインイベントというのはもちろん、イエマの処女を摘みとるセックスだ……
「……段取りに変更はないが、できるか?」
「はい……御主人様……」
罪悪感がちくっと胸に刺さる一方、またひとつ悪事に手を染める興奮も覚えていた。
「じゃあ、さっそく頼むぞ」
そう言うと、ティーノはベッドの上で大の字になる。それを見届けたカレンは、床にへたり込んだまま、アクメの余韻に浸っているイエマの肩をちょんちょんとつついた。
「んん……ふぅ……隊、長……?」
「さ、イエマ、ベッドにあがるわよ……」
「えっ? あっ、ひゃううっ!?」
ぐいっと身体を引きあげられたあと、イエマは幼児におしっこをさせるような格好でカレンに抱えられてしまう。
「たっ、隊長っ、いったいなにをっ?」
「なにをって、わからない……?」
じたばたするイエマの身体をがっちり固めて、カレンはベッドの上にあがった。
「あああああぁっ、まっ、まさかあああぁっ」
ベッドに寝そべったティーノの中心にそそり立つ長大なイチモツが目に入り、イエマはなにがはじまるのかを悟った。
「うふふ、これからイエマは正真正銘御主人様のモノになるのよ」
「いやあっ、いやあああぁっ!」
すっかり諦めたつもりだったが、いざとなると怖くなる。しかし、抗ってもカレンの拘束からは逃れられない。筋力に大きな差がある上に、アクメをキメまくって体力ほとんどが残っていないからだ。
「怖がらないで……イエマも、知ればわかるわ……」
(そう、私だって、知って変わった……)
自分のはじめてを思い返しながら、カレンはティーノの開かれた脚の間で膝立ちになり、ふたりの位置を合わせはじめる。
「いやああああっ、いやああああああぁっ!」
最後の力を振りしぼって、イエマはじたばたと抵抗する。火事場のバカ力なのか、さすがのカレンも手こずる。
「イエマっ、っ……おとなしくしなさいっ……」
「俺がおとなしくさせようか……?」
カレンの様子を見て、ティーノがそう訊ねた。強制力のある命令を出せば、イエマは一発でおとなしくなる。しかし……
「い、いえっ……これはっ、ぜっ、全部、私にやらせてくださいっ!」
御主人様の手を煩わせたら、ドールとして失格だ。主の命令を忠実に実行するドールのプライドにかけて、カレンはイエマを全力で抑えこむ。
「うっ、くっ……いやっ、ああ、いやぁ……」
イエマの身体から、すーっと力が抜けていく。いよいよ最後の体力も使い果たしたのだ。
「私の勝ちね、イエマ」
「ああ、隊長……許してぇ、許してえぇっ……」
「だから大丈夫。御主人様とのセックスを知ったら、逃げようとしていた自分を責めるようになるわ……」
もう一度諭して、カレンはイエマの身体をおろしていく。
「許してっ、許しっ、ひううぅんっ!!」
秘苑にぬちっと亀頭が触れた。
「よし、うまくハマってる。カレンっ! そのまま続けろっ!!」
「はいっ、御主人様っ!!」
主のゴーサインに呼応して、カレンはイエマの脚をしっかり抱え直すと、そのまま垂直に沈めていく。
「ひあああああぁっ、いっ、いやああああああああああああぁっ!」
花びらが大きく割り裂かれ、その中心へ恐るべき凶器が侵入してくる。イエマはたまらず抵抗するが、反射的に一度大きく動いただけで、そのあとはカレンに抑えこまれる。
「ヘタに動いた方が痛くなるわ……素直に御主人様を受け入れるのよ……」
イエマの耳元でそうささやいて、カレンはさらにその身体をおろしていく。
「うくっ……んっ、あうううっ……」
亀頭がすっぽりと肉道にハマり、イエマはぎゅっと顔をゆがめた。
「あら……案外余裕ね? もっと痛がるかと思ったんだけど……」
自分のときは、それこそ股を引き裂かれるような激痛を覚えたのだが、イエマの様子を見る限り、そこまでの痛みはないように感じる。
実際、イエマは破瓜を実感できる程度の痛みしか感じないように調整されている。カレンのときは、ティーノの復讐心もあって最大レベルの激痛を味わうように設定されていたのだが、それはあくまでも例外だ。
「でも、これならすんなりいけそうね」
イエマが思ったよりも痛みを感じていないので、カレンは連結のスピードを速める。
「ひぐっ……いやああぁっ、いっ、痛いっ、痛いいいっ!!」
そこでようやく直接痛みを訴えはじめたイエマだが……
「いまだけガマンしなさい、御主人様が奥まで入ってきてくれたら、世界が変わるわ」
カレンはまったく取り合わない。自分のときに比べたら、まだまだ余裕がある。こんなのは痛いうちに入らないとすら思ってしまう。
「痛いっ、痛いっ、痛いいいっ……んああぁっ、隊長許してえええぇっ!」
「ふふふ、ダーメ」
昨日と同じように、カレンは悪事に手を染める堕落感に陶酔しながら、イエマの身体をぐっと沈めた。
瞬間――
「ひああああああああああああああああああああああああああぁっ!!」
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