昔話 その4

ついに『DEEP』が発売されました!
当時在住していた札幌で一番のエロゲ売り場を誇っていたのはヨドバシカメラだったので、まずはそこへ偵察に。
発売日当日ですからずずんと平積みされた『DEEP』を目にしたときは、やはりじーんときました。自分が手がけたゲームがはじめて商業ルートに乗ったのですから当然です。
そのあと、お客さんが商品を手にとってレジまで向かったときも感動しましたね。本当にうれしかったです。

ただ、当時は2chすらなく、ユーザーさんの感想はアンケートはがきがほぼすべてという状況(ネットではユーザーさんが個別に開いたHPに感想があがったりする程度)。
結局、どれほどの評判を得たかと判断するのは売上本数でした。
DEEPの売上本数は1万半ばあたりだったと記憶しております(廉価版やらなんやらのバージョンを除く)。
十分ヒット作と呼べる数が出たんですけど、あたると2万、3万なんて本数が簡単に出る時代だったので、関係者の雰囲気的にはあと一歩感がありましたね。

その半年後に『連鎖』というAVG作品をリリースして、親ブランドを持つ子ブランドとしてのSelenは活動を終えることになります。