昔話 その3

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

で、続きです。

そんなわけで『DEEP』のシナリオを執筆することになったわけですが、当時は普通に本業がありました。
ただ、とてもストレスのある状況下で勤めておりましたので、酒の量がどーんと増えており、最後は急性膵炎で入院するという事態になりました。
それを機に、仕事を辞めてフリーになり、専業シナリオライターになったのです!

後先考えないのは、今も昔も一緒ですね……

そんな状況で、入院した病院にノーパソを持ちこんだりしながらシナリオを書いたおかげもあってか、わりと早く『DEEP』シナリオは書き上がりました。
ただ、そのあといつ『DEEP』を発売するのかの情報がなかなか出てこない。
それでもようやく夏の日に発売日が決まってそれを楽しみにしておりましたが、その発売日が迫る中、なかなかマスターアップの連絡がこない。
大丈夫ですかとメールすると、デバッグ手伝ってほしいとの連絡が……。

はい、北海道から東京へデバッグしにいきました。

自分が行ったときは、もう締め切り数日前という状態だったんですが、まだCGすら表示が間違っているレベル!

あああ、絶対間に合わない!

と、思ったんですが、そこは火事場のばか力。ものすごい勢いで完成度が増していきました。デバッグプレイしててもゲームとして面白く感じるレベルになっていきます。
ともにデバッグしていたブランドの元締めをしていた会社の社員さんも面白い面白いと口々に言ってくれました。
そして、最終的に1日マスターアップの期限を延ばせることになって、なんとか完成したと記憶しております(記憶が曖昧)。

そういう経緯があり、自分はただの外注から一歩進んでSelenの中核スタッフになっていくのでした。

まだまだ続くよ!