創作活動を継続いたします!

ツイッターで速報的にご報告いたしましたが、みなさまのおかげで今後も創作活動を続けられることになりました。
本当にありがとうございます。
 
まだ、自分の名前と調教SLGをクロスさせればそれなりの訴求力があるんだという実感を得まして、大変うれしくなりました。
 
というわけで、次を作ります! 目標、年内!!
 
当然【Re:D】よりは規模の大きなモノを作る予定ですが、いかんせんひとり同人なので現状複数人調教は難しいです。
ひとり調教モノで細かく反応パターンを増やしていく予定です。
 
そんなわけですが、なにとぞ次もよろしくお願いします!
そして、支援していただいたみなさま、重ね重ね本当にありがとうございました!!

昔話 その7

前回は「犠妹」、「犠母妹」の顛末を書かせていただきましたが、これらの作品はゲームディレクション的なことをやっておりまして、メインシナリオは外注さんが書いていました(まあ、結局自分も応援でかなりの量を書いたのですが)。
その間、私が裏でシナリオを書き進めていたのが「DeepFantasy」です。
 
ファンタジー世界のお姫様をとっ捕まえて調教する。
超王道です。
自分としてはとてもやりたいネタでした。
そして、主人公は単純な悪ではなく、それなりの大義があり見方によってはこちらも正義。
なんて感じでストーリー的にもある程度厚みを持たせたい。
 
そう、「DeepFantasy」はそんな私の趣味が多く盛られた作品だったんです。
お話し的には、わりとよく書けたといまでも思ってます。
 
が……残念ながらあんまり売れませんでした。
初回発注で1万本切ってたのでイヤな予感はしたのですが、発売後のリピートも伸びず……
 
売れなかった原因は反省会議で大小いろいろあがったんですが、大戦犯としてファンタジー設定がつるし上げられました(ほかにもアニメはいらんとかいろいろありましたが)。
まあ、当時はファンタジー冬の時代でしたから、この結論に至るのは当然でしたね。
 
以降、Selenでは一切ファンタジーものは作ることができなくなりました。
商売なので当然といえば当然なのですが、このあと社内で定める売れる物の定義からはずれるものは、非常に作りにくくなっていきます……
 
そして、はじめて調教SLG作品でケチがついてしまい、このジャンルへの絶大な信頼にわずかな揺らぎがではじめました。
 
【余談】
 
あとちょっとで「DeepFantasy」もマスターアップだという頃に、あの9.11が起こりました。
さすがに当日夜は恐ろしくなって仕事に手が付かず、話相手を求めてあの「Little Wing」へ駆け込んだ記憶が残ってます。
当時はマジで大戦争がはじまると思ってました。

つづく

レビューのご支援お願いいたします

皆様のご協力のおかげでどうにか【Re:D】を発表することができました。
本当にありがとうございました。
ただ、当初申し上げていたとおり、これの売上によって創作活動を継続するかどうかの判断をいたします。
個人的には、次回作を作りたくてたまりません。
あれやこれややりたいこといっぱいあります。
そんな矢獲にあれやこれややらせたいという人にお願いです。

どうか、ご購入いただいたサイトでレビューを書いて頂けないでしょうか?
レビューは確実に一見さんの購入判断に影響いたしますので
本当に本当にお願いします。

次も、めっちゃ作りたいんです!!

昔話 その6

他に優先すべきことがあり、時間があいてしまいましたすいません。
 
とうわけで久方ぶりの続きです。
 
さて、「DEEP/ZERO」が売れたあと、選択肢によって展開が変わるAVG的要素を取り入れた調教SLGである「犠妹」というゲームを出しました。
「DEEP/ZERO」の勢いもあり販売は好調……だったんですが、製品版にソフ倫の基準を満たさないモザイクのやや薄いCGが混入していたのが発覚してしまいます。
もちろんわざとやったのではなく、ミスです。
たぶん、デバッグ中に差し戻ってしまったんじゃないかと思いますが、記憶に残ってないw
別にモザイクがはずれていたわけでなし、このくらいと思ってしまうのですが、まあダメなものはダメってわけで、「犠妹」はあえなく商品回収の上、販売停止となってしまいました。
 
で、こういう事態になると、ソフ倫からは実質活動休止処分を意味する審査受付停止処分を受けます。
ただまあ初犯でありいろいろ忖度も働いたようで、審査停止はわずかな期間で済みました。
その期間が明ければ再審査を受けてソフトを再版……という流れになるんですが、リピートが回る旬の時期は過ぎてしまったので、普通に出しても本数は期待できません。
そんなわけで急遽「犠母」という小規模な派生作品を突貫の勢いで制作し、「犠母妹」などというセット商品を販売しました。
これがまたけっこう売れまして、回収騒動はSelenにとっておいしい結果をもたらしました。
 
転んでもただでは起きないというか、やることなすこと結果的にうまくいくという非常に勢いのある時代でしたね。
 
そういや「犠妹」か「犠母妹」かどっちか忘れてしまったんですが、メーカー通販で珍妙な出来事があったのを思い出しました。
たしか、メーカー通販特典でポスターを同梱して送ることになってたんだと思いますが、なにかのトラブルで発送直前に縦長の発送用ダンボールを確保できなくなってしまったんです。
しかし、ポスターを折って発送したら絶対にクレームがはいるので、なんとか丸めたポスターを傷つけることなく発送できるダンボールを探した結果……
いきついたのは、21インチくらいのブラウン管テレビを発送できるような正六面体の巨大ダンボールw
ユーザーさんも届いたダンボールの大きさにさぞかしびっくりされたでしょうね……
 
つづく。

昔話 その5

と、いうわけで。
「Selen」は某社配下のブランドから独立して、これまでの制作チームがベースとなるスタッフが引き継ぎました。
そこで自分もお誘いを受けて、20世紀最後の年のミレニアムに、外注から新生Selenの母体となる会社の内部スタッフになります。

内部スタッフとしての最初の仕事は「DEEP/ZERO」でした。
いや、厳密に言うと、その前に姉妹ブランドとして立ち上げたところから出す純愛作品のシナリオをテコ入れしたのが初仕事だったんですが、まあこれは黒歴史ということでw

で、「DEEP/ZERO」です。
まずはSelenブランドを繋ぐため、新作は早めに出す必要がありました。
すでに調教SLGを得意にするというブランドイメージは定着していたので、ひとり調教にしぼったものを迅速に低価格で出すという戦略をとりました。
開発自体は大きく難儀したという記憶はなく、大幅に開発スケジュールがずれることはなかった感じがします。

ただ、ですね……

Selenと名乗っていても組織は違うので、流通会社からの信頼がありません。
しかも、前記した姉妹ブランドの作品がまあ売れませんでしたので、初回発注数が少なかったのです。
ぶっちゃけると、「DEEP/ZERO」の初回発注数は5000本ありませんでした。低価格作品なのに少ない。少なすぎる。けっこう事態は深刻で、おいおいこのあとどうするよ? 的な会議をした記憶もあります。

しかし、だがしかし!

ユーザーのみなさんはSelenを見捨てていませんでした。
発売日の午前中に完売してしまう店舗が多数発生し、慌てた流通からの追加発注FAXがひっきりなしにやってきました。
ものを売る商売でこれほどの逆転劇を味わったのは、あとにもさきにもこれが最大級だったような気がします。
結果、「DEEP/ZERO」は2万本近いセールスになりました(廉価版含まず)。

この成功体験があって、Selenは調教SLGというジャンルにどんどん傾倒していくようになります。

つづく。